WHOによると、世界中で毎日約7万件もの農薬中毒が起きているといいます。中毒の大半は、農薬の管理や使用中に注意を払うことが困難な貧しい国で発生して、毎年2万人が亡くなっています。
海外からの農作物が日本に大量に入っていますが、その裏にこのような犠牲があるのです。原因は先進国では既に使用していない毒性の強い農薬を、貧しい国々で現在も使用していることです。
特に価格の安くて毒性の強い有機リン系やカーバメイト系を、先進国のメーカーが貧困国に向けて輸出しています。どのような問題があるかを知りながら輸出するメーカーは犯罪ではないでしょうか?
以前エチオピアのニュースで、使わなくなった農薬を廃棄するのに、困ってアフリカなどに運び、こっそり投棄するケースが後を絶たないことも挙げられていました。ドラム缶に入ったまま、空き地に放置しているのです。
年月が経つにつれて、ドラム缶が破損し、中身が流出して周辺の人や生物に被害をあたえることになります。50万トン以上の農薬が、このような状態で処分され、大きな問題を発生していると見られています。
この問題の根本的な解決には、農薬に依存しない農業を発展させることが大切だと思うのです。ちなみにビッグモーター問題では有害な除草剤が簡単に買えてしまう日本は異常ではないでしょうか。
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