マイナンバー制度の本体は「住民基本台帳・年金・保険・納税・医療などの国民の情報を一元管理できる分散型のネットワークデータベース」。
そのための一元化された「識別番号」がマイナンバーで、それを証明する書類がマイナンバーカード。
もともと住民票(戸籍)も年金情報も保険情報も納税情報も医療履歴もバラバラの紙(など)で管理されていたので、相互参照ごとに間違いがおきるだけでなく、複写・書き写し・保管がまずければ読み取れなくなる、という事態もおきていた。
(数年前、親の戸籍を調べる必要があって、あれこれ調べたのだが・・・明治時代のものを青焼き(ジアゾコピー)したものの複写が出てきた)
そこで記録の統合化がはじまったわけだが、その段階でいろいろトラブルが噴出した。住基ネットでは「そんなの嫌だ」という自治体まで出てきたし、年金の記録を統合しようとしたら「読めない記録」をはじめおおくのボロが明らかになった。これが消えた「年金記録」問題。
そんな騒ぎもあって安倍内閣が倒され、民主党内閣ができたわけだが・・・
当時「われわれがやれば3カ月で全部照合できる!」と豪語していたにもかかわらずいつまでたっても照合終了はできず、最後は断念する結果となった。結局ひとりひとりの申し立てなどで「上書き」するしかなかったわけだ。
さて、そんな経緯をふまえて、データベース化が進み、行政サービスを受けやすくするための手段としても使えるのがマイナンバーカード。ナンバーは国民ひとりひとりの情報を扱うためのものなので「家族でまとめて」などは本来ありえない話。
当然「共通の口座を登録」してはいけないことになる。
さて、保険証は現在のカードになる前は紙だったし、それを病院・医院の事務として必要事項を書き写し、保険医療を行ってきたわけだが、写しまちがいは当然おきるし、写真もないので「悪用」もできてしまう。
そういった事例が年間600万?も起きていたという(本当かどうかわからん)情報もあった。それだけでなく、医薬品をあちこちでもらって転売なんてのまであったらしい。
カードを返納したからといってデータベースから情報が消えることはない。
紙の保険証にこだわったからといって、いいことがあるわけではない(わるいことをする人には便利だったかもしれんが)。
北九州地方などでは大災害が発生している。罹災証明には身分証明も必要だが、運転免許証では「住民票」「土地などの登記情報」に直接アクセスはできない。
今はどうか知らないけど「マイナンバーカードと写真があれは罹災証明がかんたんにできます」ということになるかもしれない。
そんな時代に「紙の保険証を守る」なんておバカな公約を出してくる政党があるとは思わんかったよ・・・
■イメージカラーの青でなく赤を使用 立憲「保険証守る」の新ポスター
(朝日新聞デジタル - 07月11日 20:37)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7484691
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