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2023年03月25日12:00

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長ぐつをはいたネコと9つの命(Puss in Boots: The Last Wish)

 ドリームワークス・アニメーションのヒット作「シュレック」シリーズから誕生した人気キャラクター、「長ぐつをはいたネコ」ことプスを主人公に描く長編劇場アニメの第2弾。

帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークのお尋ね者の賞金首ネコ、プス。剣を片手に数々の冒険をし、恋もした。ところが、気が付けば9つあった命は残り1つになっていた。急に怖くなり、賞金首でいることをやめて家ネコになることにしたが、プスを狙う敵の襲来を受け、平和な生活はすぐに壊されてしまう。そんな時、どんな願い事もかなうという「願い星」の存在を知ったプスは、再び命のストックを得るため旅に出る。

監督は「トロールズ みんなのハッピーホリデー!」「クルードさんちのあたらしい冒険」のジョエル・クロフォード。プス役の声優をアントニオ・バンデラス、プスの元カノのキティ役の声優をサルマ・ハエックがそれぞれ務めた。日本語吹き替え版のキャストは、プス役の山本耕史、キティ役の土屋アンナほか。第95回アカデミー長編アニメーション賞ノミネート。(映画.comより)





<2023年3月21日 劇場鑑賞>

 これはアントニオ・バンデラスの声と歌で楽しみたかった、と切に思いました。残念ながら和歌山の田舎では、最初から吹き替え上映しかなかったのですが、冒頭からギター(?)掻き鳴らしながらの歌と踊り。アニメだから、踊りに現実味はないにしても、バンちゃんの声で歌が聞きたかったなぁ。「デスペラード」のシーンは忘れてしまったけれど、案外オマージュを捧げたシーンだったのかもしれません。

 お話は、予告で流れている通り、9つの命があると思って油断しまくりだったバンちゃんことプスが、実は命が残りあと1個と知って慌てる、そんな話です。これからもヒーローであり続けるためには、願いをかなえる”願い星”を手に入れて、命の数を増やすしかない、と思ったプスは、それを探して冒険の旅に出ます。その道のりで、ネコに扮した自称”セラピー犬”に出会ったり、元カノに出会ったり。「もう家ネコでいいわ」と思っていた頃のプスは、ヨレヨレになっていたわけですが、目標ができると俄然奮い立ちます。でもね、自分の命を増やすためなら他はどうでもいい、ってものではないんだ、ということを学んでいくわけです。本当の幸せって、そんなこと?命をいっぱい持って、命知らずな冒険ヒーローであり続けることが、そんなに大事?そんな感じのお話です。紋切り型と言ってしまえばそれまでなのですが。

 なんの古典だったか、小さい頃読んだ「3匹のクマさんと少女」の話も出てきます。森で迷った少女が、とあるおうちに入ると、温かいスープと3つのベッドがあって、スープでお腹が一杯になった少女は、自分にフィットした一番小さなベッドで眠るのですが、そこへクマの親子が帰って来る、という例のあれです。正確な表題も忘れてしまったのですが。

 元々荒唐無稽な話ですし、キャラクターは愉快だし、画も本当にきれい。案外深い内容があったりもするし、思ったより楽しめました。こんど配信が始まったら、絶対バンちゃんの声でもう一度見ようと思っています。
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