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2023年03月18日15:55

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お見合いは、相手を見定めることではない。特選

意外と「お見合い」人気? 未婚男女の5人に1人「利用したい」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=7338334

1 あらゆる認識は近似的認識にすぎない

たしか、ガストン=バシュラールの言葉です。
たとえば、血の凝固を考えるとよくわかります。
「血が固まってかさぶたとなり、血が止まる」という古代の認識。
「血小板が凝固する」という近代の認識。
さらに、トロンボポエティンがどうしたのという、私のような素人は説明を聞いてもサッパリわからない現代の認識がありますが、どれも正しいです。しかし、これからもっと正確なものが出てくるでしょうし、分子、イオン…といった、理論が出てくる前提となる場、パラダイムが大きく変化することもあるでしょう。

2 情報の一部しか我々は認識していない。

早い話がパソコンです。
回路がわかる人は、基盤の合成樹脂、半導体の原料…はわかりません。いや、回路だって一人が全部わかるのではなく、その一部しかわからないでしょう。
しかし、証明はおろか、理解もしないで我々は使っています。
理解しない方が使い勝手が良くなるそうです。「なんでマウスを動かすと、矢印が動くんか」などという理解は、不要。「直射日光が当たらないところに設定する」などということを断片的に覚えればいいです。
他は、わかったことにして使います。

だから、(ぼくは男ですが)
女性と話して、「おとなしそうで、思いやりがありそうだ」「金銭欲、名誉欲がなさそうだから、ぎすぎすした関係にならないな」などと思い、コンサバなスカートでもはいて化粧がケバくなければ、「多分、貞操観念があるだろう」などと思い、交際します。

もちろん、外面しか見ていません。
しかし、顔をみれば人となりがわかるという考え方には、限界があります。
たとえば、サイコパス。
誰もが善人の典型だと思っているタレントが、サイコパスだったりします。外面から内面を見通せる人などいません(九割当たるという程度ならいるかもしれません)

相手を見極めたうえで結婚する…
この考え方は、実情と全く合いません。
近代の思想や学校教育が作り上げた、フィクションです。

少なくとも、みなさんがおっしゃるように、第三者の方が情勢が見えるから、第三者の勧めは、相手を見極めるにしてもより合理的です。
その際に、高い料亭で会食する、ドレスアップするなどがなるべくない方がいいでしょうね。

実際は、「縁」と言いますが、その「縁」を確かめるために相手と会うのではないでしょうか。もちろん「縁」という言葉は仏教用語です。『聖求経』に「わが作るところにも非ず、また余人の作るところにも非ず」とされているような、否応なく巻き込まれていくものです。

ただ、これが救いにもなっています。たとえば模試が必ず当たるものなら、受験生は生きていけないのと同じです。不可知なものがあるからこそ、生きられる。そういうものだと思います。
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