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2023年03月08日09:22

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富山大採点ミス問題の本質は?

■富山大が昨年度の入試で採点ミス、不合格になった受験生も
(朝日新聞デジタル - 03月06日 11:08)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7325543

どうですか。
入試は不公平なものです。
たとえば、国語や英語の本文の出題歴などは、どんなに調べても調べつくせません。
だから、たとえば、「五年以内、同専攻、同地域」という基準で切るしかありません。
2023年に関東のA大学教育学部で出した本文が、2017年に関西のB大学経済学部で出題済みとしても無視するなどです。ただし、早慶など志願者が多い大学は厳しくする必要があります。

それにしても、幸運不運があります。
わかりやすいのは、漢字。私の父は、前日にやった漢字と解いた代数の問題が出て大学に受かったといっていました。違う字や違う考え方で解く代数の問題が出たら落ちていたかもしれないと。そんなものでしょう。

幸運不運を調整する方法として、何回も入試をやって平均点を取るなどがありますが、生徒が来なくなります。
実際に、私立医大などは、レベルが似たり寄ったりのライバル校と重ならないよう、あるいは上位校に合格者を吸い取られないようにパズルのように日程を組んでいます。
(たとえばですが、駒沢医科大学とそれより人気がある上智医科大学が、違う日程だったとします。両方合格したら、後者に生徒が行きます。日程をずらして同じ日にすれば、両方合格はありえません。「優秀だが、冒険したくない」という生徒を駒沢医科大学は取ることができます。)
三日間試験をやり、総合得点で合否を決めるなんて大学があったら、東大でもない限り志願者が減るでしょうね。
だから、ダメ。

幸運不運を調整する方法はあれこれあります。
全部は述べませんが、どれも、限界があります。だから、採点の偏りのような、問題のアタリハズレと比べたら、はるかに小さな問題を追及するのはいかがかと思います。

そろそろ、大学の先生も中学の先生並みの加重勤務になってきます。本来の仕事に集中させて、文化の向上に貢献させるべきでしょうね。

また、出題ミスのチェックを厳重にするといっても、
大学の教員は、出題の素人です(私は大学も予備校も経験しているのでわかります)
また、大学教員の世界の独特の体質やものの考え方があります。A教授が見逃したことは、B教授も同じ罠にはまることが多いでしょう。いくらやっても加重勤務になるだけではないでしょうか。

といっても、予備校の先生などによる外部の出題チェックはピンキリです。だから、事前にやっても、下手をしたらまちがいを上塗りすることになります。
(外部チェックについて知りたい方は、メッセください。場合によってはお教えします)

…この事件では、
富山大が言っているような内部のシステムを充実させることが大切なのではありません。
入試が終わったら速やかに問題を事後にチェックしてもらう。
そして、遅くとも三か月程度の時間で(前期が終了しないうちに)、ミスがあったかないかを決定する。
そうするのが最も有効です。

事前のチェックは、漏洩の関係からせいぜい一社にしか頼めません。もちろん、全く頼まないに越したことはありません。
事後なら別です。また、今回のように、高校の先生の指摘も貴重です。英語などは教育とは無関係の外国人の指摘もあるそうです。職種にかかわらずいろいろな人が指摘しやすいように、懸賞、褒賞(金一封と賞状を差し上げて、ホームページに一定期間掲載する)という制度を設けてもいいと思います。

まあ、その前に、大学が
「大量に新入生を受け入れて、テストを厳しくして進級させない。」
ということができていなかったのが、悪いですね。
大学入試という入り口に関心が集まること自体、あまり良いことではありません。
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