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2023年01月24日16:15

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パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女( 특송)

天才的なドライビング・テクニックを持つウナ(パク・ソダム)が勤めるペッカン産業は、表向きには釜山で廃車処理場を運営しているが、裏ではどんな荷物も配達する“特送とくそう”の仕事を請け負っている。

「“特送”は郵便や宅配で送れないモノをあらゆる手を使って届けます。万一の場合?配送以外の責任は取れません。ただ、何があっても必ずお届けします」

ペク社長(キム・ウィソン)からの指令でウナが引き受けた依頼。それは海外ヘの逃亡を図る元プロ野球選手で賭博ブローカーのキム・ドゥシク(ヨン・ウジン)とその息子ソウォン(チョン・ヒョンジュン)を港まで運ぶにがすこと。

しかし、違法賭博の元締めであり警官のチョ・ギョンピル(ソン・セビョク)が部下を引き連れて現れ、追い詰められたドゥシクはソウォンをウナのもとに逃がす。依頼人のドゥシクが不在のまま、ウナは身寄りのないソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目に。

貸金庫の鍵を狙う悪徳警官ヤクザ、冷酷非情サイコパスな殺し屋、さらには「脱北」の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院までをも巻き込んだ、命がけの追走劇カーチェイスが始まる──。(公式ウェブサイトより)





<2023年1月22日 劇場鑑賞>

 おもしろい映画が田舎に降りて来るもんですね。ちょっとうれしかったです。早速鑑賞。主人公の天才ドライバー・ウナは、「パラサイト」でソン・ガンホの娘役だった女優さん。あの、はったりの家庭教師やってた子です。どこかに書いてあったのですが、今回彼女に助けてもらう男児を演じた男の子も、同じ「パラサイト」で金持ちの家の子をやっていた子だそうです。まったくの偶然らしいのですが、まさにパラサイトつながりですね。どこかにこっそりソン・ガンホが出てるんじゃないかと思うほどです(笑)。

 さて、話は簡単です。韓国版「トランスポーター」です。ジェイソン・ステイサムならそれらしく見えますが、今回は若い女性なので、発注を間違ったんじゃないかと思って、乗るのをためらう依頼者もいます。でも、もたもたしているヒマはないはずなので、他に方法はないのですが。

 そんな中、プロの野球選手たちの八百長が明るみに出、身の危険を感じた八百長選手が、お金と息子と共に逃げようとします。しかし、逃亡に関しては素人。そんな大金を持ってすんなり逃げられるはずはありません。息子だけを逃し、自分は犠牲になった選手。その選手の逃亡を請け負っていたはずのウナは、一人で走ってきた子供に戸惑うものの、その子は教えてあったナンバーを口にするし、とにかくグズグズしているヒマはないので、即決して彼を乗せていきます。そこから、メインの話が展開してゆくのです。

 予告を見た時は「女性だから子供」っていう組み合わせが安易な感じがして、「どうよ」と思っていました。でも、そんなこと、どうでもよかったです。ウナは脱北者という設定でしたが、家族との別れが強調して流されるわけでもなく、幼い弟がいた設定でもないし(いたかもしれんけど)、男児には「おばさん」って呼ばれるし(笑)。彼女を使う社長も、悪い奴なんだろうけれど、とても味のあるいい人だったし、私的には、ウナを「姐さん」と慕うパキスタン人(という設定だったと思う)の青年が一番好きでした。まだまだ若かったけど、絶対いい奴。演じるはハン・ヒョンミン。覚えておこう。あと、警察に協力を申し出る国家情報院のベテランにヨム・ヘラン。寺島しのぶ似の彼女、絶対見たことあると思ったら、「野球少女」と「82年生まれ、キム・ジヨン」で見ていました。「野球少女」では主人公の母親だったみたいだけど、後者での役は思い出せません。主人公のパク・ソダムも「パラサイト」で見ているはずなのに、「あれ?こんなにかわいかったっけ」と思うほどかわいかった。

 しかし、悪徳警官って、本当にどこにでもいますねぇ。そりゃ公務員の給料だけだったら、いい思いができないのはそうなんだろうけれど、そんなの、どんな仕事でもそうなのに。追い詰められるに従って、いよいよヤケクソになってゆくので、「そんなに人を殺めてどうするのよ」と思ってました。なりふり構わなくなると、人ってもう負けだと思います。

 感動するような話ではありませんが、映画は娯楽。楽しみたいときにおススメです。
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