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2023年01月17日18:06

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カンフースタントマン 龍虎武師(龍虎武師 Kung Fu Stuntmen)

香港映画のアクションが、ハリウッドをはじめとする世界中の映画界に多大な影響を与えたのは周知の事実である。

それはブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リー、ドニー・イェンといったアクションスターの実力のみで実現できたわけではない。映画の中で、彼らの攻撃を受けて派手に吹っ飛び、時には彼らの華麗かつ危険なアクションの代役を務めたスタントマンたちの存在があったからだ。

その証拠に――『サイクロンZ』(88)でジャッキー・チェンがみせた、あの華麗な決め技は、実はスタントマンによるものだった!

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明』(91)のクライマックスでのジェット・リーのアクションは、実は3人のスタントマンが吹き替えていた!

『プロジェクトA』(83)の時計台落下スタントは、実はジャッキーが挑戦する前に1人のスタントマンが実験台になっていた!

これらの事実からもわかるように、香港のアクションはどんな危険な撮影でも「決してNOと言わない」スピリッツで挑んできたスタントマンたちの功績があったからこそ世界最高峰のアクションを生み出すことが事ができた。『カンフースタントマン 龍虎武師』は、香港アクション映画の発展に身を捧げてきたスタントマンたちの激闘の歴史に、映画史上最も迫ったドキュメンタリー作品である。

監督は『奇門遁甲』(未・17)、『ザ・ルーキーズ』(19)のプロデュースで知られるウェイ・ジュンツー。著名な映画評論家でもある彼は、3年の撮影期間をかけて、100人近くの香港アクション関係者を徹底取材。

そんな彼の熱意に応えてサモ・ハン、ドニー・イェン、ブルース・リャンといったアクションスターや、ユエン・ウーピン、スタンリー・トン、チン・シウトン、トン・ワイ、チン・カーロッ といった俳優・映画監督、ジャッキー・チェンのスタント・チーム成家班の元メンバーで、『ドラゴンロード』(81)など数々のジャッキー映画に出演したマース、『ヤングマスター』(80)の役人など、個性的な顔立ちが数々の香港映画ファンで活躍したスタントマン兼俳優のユエ・タウワン、 最近では『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)の出演が印象に残るユン・ワー、そしてツイ・ハーク、アンドリュー・ラウ、エリック・ツァン、ウー・スーユエン といった大物映画人たちが出演。さらに香港スタントマン協会が全面協力した事により、彼らの証言と『大福星』(85)、『ファースト・ミッション』(85)、『おじいちゃんはデブゴン』(16)、『ファイヤー・ストーム』(13)のメイキングなど膨大なアーカイブ映像で贈る、香港アクション映画の歴史を網羅した怒涛の作品が誕生した!

自らの肉体をかけて、香港アクション映画の不可能を可能にしてきたスタントマンたちの伝説が遂に明かされる! これは香港映画ファンのみならず、全アクション映画ファン必見の今年、最も熱く、最も痛い、感動巨編だ!(映画公式ウェブサイトより)





<2023年1月9日 劇場鑑賞>

 香港映画の黄金期って、私の年代なら知ってます。日本でも、倉田保昭とか、強〜い男性が「Gメン75」とかで香港俳優と共演してました。もちろん、サモ・ハンみたいな有名どころではなかったですけど。日本には、サモ・ハン、ジャッキー・チェン、ユン・ピョウの映画がよく入って来てましたね。「たのきんトリオ」みたいにいつも一緒に出てました。エリック・ツァンは、個人的にはアクション俳優のイメージはなくて、「ラブソング」(だったと思う。ミッキーマウスの入れ墨をする優しいおじさんだった映画)みたいな優しい映画に出ていたイメージですけど。それでも、ジャッキーと同じ時代に生きた盟友として、同じ世界を共有していたのでしょうね。

 日本で鑑賞していただけの私は、香港映画をとても楽しんでいたけれど、裏でこれほどのスタントが行われていたなんて!過酷すぎる!これ、今だったら人権問題だと思いますよ。当時は、それほど過酷なスタントをやってのけることがプライドだったのでしょうが、7階から窓ガラスを突き破って本当に落ちる、とか、人として考えられない条件を出す方も出す方だと思いました。見ていられない。でも、重傷を負うことや死亡事故も、今とはまた違った比率で起きていたのだろうけれど、それでも、その世界の親方がいて、面倒をみてもらって、みたいな、一種独特の世界が機能していたのでしょうね。それはそれで回って行く、みたいな。

 この映画で紹介されていた映画をすべて見ていたわけではないけれど、懐かしい面々が出て来てインタビューに答えているのがうれしかったです。ドニー・イェンは、少し若い気がしました。個人的にも、かの香港映画ブームが去ってから現れたようなイメージです。若い頃、リー・リンチェイも好きでした。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」を見た時は「人間とは思えない・・・」と絶句したものでした。つい、シリーズは録画して保管してますけど(笑)。まだ見返してない。見ないと!彼が「ロミオ・マスト・ダイ」(だったと思う)で、リアーナに「�� miss you」と言った時はのけぞりましたけどね。リンチェイが「�� miss you」??私には衝撃でした(笑)。

 話がそれてしまいましたが、ともかくアジア映画のファンには、うれしい映画でした。一定以上の年齢の映画ファンには、絶対におススメです。
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