中国共産党の最高指導部は政治局常務委員7人です。習近平氏以下6人はいずれも、習近平氏の地方勤務時代の部下やイエスマンの方で独裁体制が整えらました。20世紀の独裁的な指導者は、スターリン、ヒトラー、ムッソリーニ、フランコ、毛沢東などがいました。21世紀の今はプーチンや習近平といった、独裁的な歴史はまだまだ続きそうです。
国が独裁者を生みだす経緯は様々です。第一次大戦後のドイツでは、過去に例を見ない民主的なワイマール憲法下において、民主的な手続きを経て、憲法を改正して、ナチス独裁下でヒトラーが首相に就任しています。第一次大戦後巨額な賠償金支払いに喘ぐ国民の大半が、強いリーダーを欲した結果でしょう。
逆に、自国民を数千万人も殺害したスターリンは、望まれて独裁者になったのではありません。ロシア革命後、レーニンが亡くなる前、絶対に後継にしてはならないとしたスターリンが激しい権力闘争に勝ち、独裁者となったのです。
また、毛沢東は、共産党中国の建国の立役者ですが、復権のために起こした文化大革命が彼を独裁者にしてしまいました。しかし、彼には周恩来という有能な部下がいました。周恩来の歴史的役割は、毛沢東の独裁者としての汚名を減殺することでした。
未だに現代中国の唯一無二の英雄といえるでしょう。だが、毛沢東を理想とし憧れている習近平氏には、周恩来氏に匹敵するような優れたナンバー2がいないように思われます。今回の最高指導部の中には苦言を呈することができる人物はなく、イエスマンの6人が揃ったようです。独裁者の末路は常に悲惨なものです。
さらに、中国では台湾進攻を実行に移す準備ができつつあるようです。しかし、戦争モードに入れば国民は苦しみます。スターリンもヒトラーもその死によって、戦争が終結となりました。中国国内では富裕層が海外逃避の準備を進めているようです。中国数千年の歴史は分裂と統一の繰り返しだったのです。
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