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2022年11月04日05:04

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ロシア与党候補が敗北

2020年の米大統領選は世界的な注目を集めましたが、ロシアでも関心が高く、ジョーク・サイトはトランプ・ネタで盛り上がっていました。トランプ氏は2016年の大統領選挙戦で、NATOを「時代遅れ」と酷評したり、ロシアのウクライナ領クリミア併合を容認するなど、ロシアに迎合する発言が目立ちました。

これに対しヒラリー・クリントン候補は、クリミア併合時にプーチン大統領をヒトラー呼ばわりした反ロシア派です。ロシアは2016年選挙で、民主党陣営にサイバー攻撃をしたほか、SNS上になりすましのアカウントを作って民主党を攻撃するフェイクニュースを拡散するなどして、トランプ氏の当選に一役買ったとの説があります。

トランプ氏当選時には、ロシア下院でシャンパン・パーティーが行われるなどお祭り騒ぎでした。トランプ時代の米露関係は結果的に米議会が主導権を握って対露制裁を強化した為、ロシアの期待は裏切られましたが、トランプ氏個人は親露的な言動が目につきました。

ボルトン元大統領補佐官は回顧録で、「トランプはロシアを批判することに何度も反対し、われわれにもロシアを公然と非難しないよう求めた」と書いています。トランプ氏の事業が破産寸前になった時、ロシアの新興財閥がトランプタワーの住居を高値で購入し、危機を救ったといわれており、借りがあるのかもしれません。

大統領候補の討論会で、クリントン候補はトランプ氏を「プーチンのpuppet (操り人形)」と呼び、バイデン氏は「プーチンのpuppy (子犬)」と揶揄していました。これに対し、トランプ氏はクリントン候補を 「nasty woman (嫌な女)」と反発。

バイデン氏に対しては、「自分ほどロシアに厳しく対処した者はいない。経済制裁を重ね、ウクライナに対戦車ミサイルを売却した。ウクライナの一部がロシアに奪われたのは、オバマ・バイデン時代だ」と反論していました。

ロシアにとっては、トランプ政権下で米社会の分断や同盟諸国間の亀裂が広がる方が都合がいいわけで、 2020年の選挙でも、トランプ氏を支持する情報操作を行ったとみられています。バイデン氏は「ロシアは米国の安全保障と同盟国にとって最大の脅威」と強調する反プーチン派であり、米露関係は冷却状態が続きそうです。

ロシアのアネクドートでは、米露両国の大統領選比較論が笑えます。トランプ大統領が突然、情報機関幹部を大量に解任した。残る情報源は、プーチン大統領だけだ。ロシアの大統領補佐官がプーチン大統領に報告した。

「大変です。 昨夜、クレムリンのシステムがサイバー攻撃を受け、最高機密文書が盗まれました」「どんな文書だ」「11月3日の米大統領選の開票結果です」
問 アメリカとロシアの大統領選の違いは何か?
答 アメリカでは、開票後も当選者がなかなか判明しない。

ロシアでは、告示の時点で当選者が判明している。米大統領選の開票が長引き、結果判明が遅れた。すると、ロシアから派遣された選挙監視委員が宣言した。
「当選したのは、ウラジーミル・プーチンだ」
米大統領選でトランプ大統領の敗北が決まると、ロシア国営テレビのキャスターが伝えた。
「プーチン大統領与党の候補が敗れるのは19年ぶりです」
ロシア国営企業の社長が社員に訓示した。
「11月3日は必ず投票所に行き、トランプ候補に投票すること」

米大統領選でロシアから派遣された選挙監視委員が、開票作業を見て言った。
「たまげた。彼らはマジで票を数えている」
問 ロシア人が米大統領選に異常な関心を寄せるのはなぜか?
答 ロシアでは投票しても選挙結果に影響を与えられないが、アメリカの選挙には影響を与えることができる。

問 プーチン大統領とトランプ大統領の違いは何か?
答 プーチン大統領は米大統領選での勝ち方を知っている。
トランプ大統領はそれを知らない。

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