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2022年09月09日17:54

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X エックス(X)

 史上最高齢の殺人鬼夫婦が住む屋敷に足を踏み入れてしまった3組のカップルの運命を描いたホラー。1979年、テキサス。女優マキシーンとマネージャーのウェイン、ブロンド女優のボビー・リンと俳優ジャクソン、自主映画監督の学生RJとその恋人で録音担当のロレインら6人の男女は、新作映画「農場の娘たち」を撮影するために借りた農場を訪れる。6人を迎え入れたみすぼらしい身なりの老人ハワードは、宿泊場所となる納屋へ彼らを案内する。マキシーンは、母家の窓ガラスからこちらをじっと見つめる老婆と目が合ってしまい……。出演はリメイク版「サスペリア」のミア・ゴス、「ザ・ベビーシッター キラークイーン」のジェナ・オルテガ、「ピッチ・パーフェクト」シリーズのブリタニー・スノウ。「サクラメント 死の楽園」のタイ・ウェストが監督・脚本を手がけた。(映画.comより)





<2022年9月4日 劇場鑑賞>

 珍しい映画が田舎に降りて来てるな〜と思って鑑賞。血が飛びまくるスプラッター系で、気持ち悪いのですが、老婆の気持ちもなんとなくわかる気もして、ちょっと複雑でした。いや、素直なところを言うと、見かけはすごく高齢に見えますが、若者が油断しているからとは言え、あれだけ素早く首根っこにナイフを突き立てられるって、実際は案外若いんじゃないのか、とも思いました。

 話は単純です。ポルノ映画「農場の娘たち」を撮影している若者たちが、それらしい納屋(別棟?)がある田舎へやって来ます。どこかで見つけて借りたようです。オーナーは年輩の男性。「妻が病気だから、静かに賢く過ごすように」などと少し乱暴に言い放たれますが、とにかく撮影できればいいので、早速荷物を持ち込みます。母屋は老夫婦が二人いるだけの家。若者たちも油断しまくってます。しかし、この老夫婦がクセ者なのでした。

 という話です。実際にこういうことがあると、本当に怖いだろうなとは思いました。



<ここからネタバレ>

 別に若者たちの行動がいけなかったのではありません。要は、おばあちゃんが「若さに執着していた」ということです。若い頃はダンサーで、美しかったようです。男性にもモテたのでしょうね。「夫は私の言うことは何でも聞いた」そうで、自分の魅力に自信があったのでしょうね。歳を取っていくことを認められない(多分)ので、かなり老婆な見かけなんですが、監督に「私もすごいのよ。見て」と脱ごうとしたり、「いやいや、そんなことできないから」と断られると鬼の形相でナイフを突き立てたり(この行動が素早い)、ブロンド美人を「ブロンドは嫌いよ」と湖に突き落としたり、露骨に若さに嫉妬しているのです。若くない私としては、その気持ちはわからんでもないです。が、しかし、歳を取ればすべてに関して衰えが出るのは当たり前。若い子にかなうことはないのです。どこかで諦めるしか・・・。美女だったんだろうけど。

 見終わった後は、怖かったというより、一種の切なさを感じました。もちろん、だからと言って、やって来る若者という若者を惨殺するっていうのは飛躍しすぎだと思いますが。まさか続編作らないよね。


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