作家・伊坂幸太郎による「殺し屋シリーズ」の第2作「マリアビートル」を、「デッドプール2」のデビッド・リーチ監督がブラッド・ピット主演でハリウッド映画化したクライムアクション。
いつも事件に巻き込まれてしまう世界一運の悪い殺し屋レディバグ。そんな彼が請けた新たなミッションは、東京発の超高速列車でブリーフケースを盗んで次の駅で降りるという簡単な仕事のはずだった。盗みは成功したものの、身に覚えのない9人の殺し屋たちに列車内で次々と命を狙われ、降りるタイミングを完全に見失ってしまう。列車はレディバグを乗せたまま、世界最大の犯罪組織のボス、ホワイト・デスが待ち受ける終着点・京都へ向かって加速していく。
共演に「オーシャンズ8」のサンドラ・ブロック、「キック・アス」シリーズのアーロン・テイラー=ジョンソン、「ラスト サムライ」の真田広之ら豪華キャストが集結。(映画.comより)
<2022年9月4日 劇場鑑賞>
絶妙に変な映画でした。そもそも殺し屋に運が悪いなんて発想があるのかどうか。闇で活躍するはずの殺し屋は、自分の腕だけが頼りだろうに、「運が悪い」なんて・・・。私ならそんな殺し屋、雇いません(笑)。まぁこの映画は、すべてがコミカルに進行するので、そんなことを言うのはヤボなんでしょうが。
簡単な業務を請け負っただけのはずだったのに、次々と災難に巻き込まれる殺し屋、ブラッド・ピット。しかし、サンドラ姐さんの好意だとしても、殺し屋に、ブリーフケースを取って来るだけの簡単な仕事なんて頼むのかしらん。セラピーを受けてたから?その前の仕事で、心に大きなダメージを負ったから?ともかく、ブラピは姐さんにかわいがられていたことだけは確かですね。
で、ブリーフケースは簡単に見つかるのですが(簡単に見つかり過ぎ)、次の駅で降りようとしても、なぜか災難が続き、降りられない。当たり前です。そんな大事なブリーフケースなら、それを守るために男たちが雇われているはずで(だったら離れた荷物置き場に普通に置くなよ)、その男たちを待ち受けている奴らもいるはずなんです。
とまぁこんな感じで、R15然りの血しぶきが飛んだり、人が結構死んだりするのですが、話自体はゆる〜く展開します。
それにしてもオールスターでした。個人的には「GIジョー 漆黒のスネーク・アイズ」で見たアンドリュー・小路を再び見れてうれしかったし、その父親役の真田広之ももちろん。ドラ姐さんも好きだし、アーロン・テイラー・ジョンソンも好き。彼と黒人さん(ブライアン・タイリー・ヘンリー)が”双子”という設定で、ここはジェイク・ギレンホールの「アンビュランス」を想起しました。あの二人も同じような絆でしたね。で、マイケル・シャノンがロシア人?いくら体格が大きいからって、それは無理があるのでは・・・。もう一人、あっと驚くキャスティングもあります!これは私も笑いました。
まぁハチャメチャな映画で、話自体はあり得ないと思うのですが、そこは「映画だから」と楽しんでしまえば、とっても楽しい映画です。目にも楽しいオールスターですし。しかし、映画で見てもかなり無理のあるこんな話、本だとどんな表現になっていたのか、少し興味あります。
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