今、仕事で、静岡と浜松の間にいます。
仕事が終わった夕方、無性に淋しくなりました。
佐渡ほどではないにしろ、シャッター街なのです。
土地柄、うまい魚がありそうですから寿司屋を探しました。
ところが、大衆店は壊滅、
東京の基準からしても高い高級店しか開いてません。それなら、東京で食べても同じことです。
コロナ以来、コンビニが客にトイレを貸す、24時間営業をするなど店にとって負担になるサービスは、コロナを口実にして体よく休止になることが多いですが、儲かってない店も閉店しています。
地方の収入格差は酷いですね。
地方の店が左前になると、子どもが跡を継ぎません。それがあらゆる産業に響き、負のスパイラルに陥ります。
たとえば、石川県小松市の中心部には、紙屋や塗料屋などマイナーな商店が固まってます。もちろん、シャッター街です。一軒閉めると後はバタバタというパターンでしょう。それを見た街の若者も、先を争って都会に逃げます。
…随分前に他界した伯父が、
小学校を出て丁稚奉公、工科の苦学生、東洋最大の航空機メーカーであった中島飛行機管理職、失業者、工員、会社社長、倒産、復活と、波瀾万丈の人生を送りました。つれあいとして苦労した伯母は、
「とにかく、仕事がある東京がいい」
と言っていました。
そう考える人が多いから、田舎は放棄され、人口の貯水プールである水田も減ります。
年収400万、家付きという条件で帰農者を探しても、イメージが根強いのでしょうか。ネット難民ですら乗らないそうです。
街を歩くと、政治の貧困を見せつけられるかのようです。
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