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2022年03月21日08:59

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東京外語大の、中国語科の故事がある。

■新入生、ロシア語学ぶ意義は=軍事侵攻、大学は影響注視―「意欲高まった」の声も
(時事通信社 - 03月20日 07:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6892253

日中国交回復。まだ、毛沢東の本格的な批判が始まっておらず、周恩来のイメージも良かったなどいろいろな要因が重なって、今日より好意的に迎えられました。

本当は、
文化大革命、大躍進計画(による大量の餓死者)、チベット侵略、林彪事件、劉少奇の失脚などとんでもないことが起きています。
好意的に迎えられたといっても、要は、マスコミが良心を失っていることと、新左翼の連中がおおむねアフォだったからこうなったということに過ぎません。

そのころは、東京外語大の入試は、中國語学科が一番難しかったです。英語学科と同じだったそうです。
で、そのころ大学に入った人は、今は70前後の年齢です。彼らがどのような業績を挙げて、中国絡みの文化が日本国内で伸び栄えたか。

五術(緯書。いわゆる中國隠避思想)の爆発的な進展ということがありました。幸運なことに私はその中にいていろいろなものを見ましたが、振り返ると、
白話系統…画家、工学部など他学部出身者
漢文…文学部ならまだいい方。他学部出身者。何人も高卒が混じっている
(私も翻訳がありますが、厳密には、漢文専修ではありません。)
という感じで、偏差値が上昇した中国語学科とは関係がありません。

東京外語大や大阪外語大などを出て、外国語学部という枠組で中国語を勉強したものはいません。そもそも、中国文学科の盛衰とは無関係なところで、みんな自分の仕事をしました。

大学の入り口は、やはり、大きな影響があります。
共通一次ごろ、十年後の第二次ベビーブームごろは、私大が爆上げになりました。
共通一次ごろは、早稲田政経が東大より上。明治商は阪大より上。
第二次ベニーブームに至っては、日大と東北大両方受かった人は七割が日大を選んでいます。
(この話をしても、世代の当事者でないと信じてくれません)
優秀な人が集まっていますから、必然的にその時代の卒業生は成果を挙げています。

五術以外はどうでしょうか。
中国語中国文化研究に関しては、優秀な人が集まったからこそ成果が上がっているとは言えません。

なぜでしょうか。
一見、先ほどの私大の難化の話と矛盾するかのようですが…
暫定的な答えですが、語学は学問ではないからです。我が子はtoeic950超えて中央省庁に勤めて通訳業務も行っていますが、到底、賢くなったとはいいがたいです。というよりも、モノを考えずに没頭するという精神態度がないと、外国語はモノにならないようです。
同級生は、オタクばっかりです。

語学という技能とは別に、中國五術の担い手が「素人」(といっても最終的にみんな専門ジャンルについては、無敵です。)であるのと同様、

たとえば、
ブルガーゴフやベルギウス、シクロフスキー、マヤコフスキー、エセーニン
らは、非プロパーによって守られていくでしょう。

ロシア語専攻者が減ったのは、将来、商社マンになって得をしたいという欲張りが、ちょっと減った程度でしょうね。

また、第二外国語のクラスあたりの人数が減るのは、いいことだと思います。
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