新型コロナウイルスの第6波の減少ペースが鈍化して、高止まりの感じがしています。
厚生労働省によると、全国の新規感染者数は5日時点で6万3673人で、
第6波のピークだった2月4日は10万4438人でしたから、
1カ月が過ぎて4割減になっていますが、
昨年夏のデルタ株の第5波は、
ピークから1カ月で感染者数が9割以上減ったのと比べると、
やはり減少のスピードが遅いですね。
世界で初めてオミクロン株を報告した南アフリカやイギリスは、
2021年11月の感染確認から1カ月前後でピークを迎え、
その後の約1カ月間で急減していますので、日本もそうなるかと思っていましたが、
中々予想通りにはなりません。
当初は若者が中心だったオミクロン株の流行は、
小さな子どもや高齢者に広がりました。
今でも、栃木県内では保育所や小学校などのクラスターが起きています。
小さい子どもが感染すると、親御さんの感染は避けられない感じもします。
高齢者の施設でのクラスターも多いようです。
高齢者は基礎疾患を持つ人が多いですから、重症化する傾向があるようで、
亡くなる方も増えています。
感染力がより強いとされるオミクロン株の派生型「BA・2」も気になるところです。
政府の蔓延防止等重点措置は今日まででした。
今日で解除になった県が13県ありますが、
18都道府県が21日まで延長されました。
これを審議した4日の基本的対処方針分科会では、
経済系の専門家ら2人が反対を表明し、
医療系の専門家との足並みの乱れが改めて印象付けられたと報じられています。
分科会で大阪大の大竹文雄特任教授(行動経済学)は、
「感染抑制効果が小さいにもかかわらず、
莫大な税金を使って飲食店への協力金を支払う合理性がない。
子供や若者らの人生へのマイナスの影響が大きい」と語ったとの事で、
それも妥当な気がします。
コロナ禍に入ってから2年余りが過ぎました。
中々決定打がないままに来ているような感じがします。
上記の大竹教授は、
「感染者数が減少していくこの春は、一度しっかり立ち止まって、
これまでの感染対策を見直す時期に来ていると考えています」と
語っているとも報じられています。
正にその通りだなぁと思っています。
【今日の一句】
隠れてる 頭は見えず 尻が見え
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