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2021年11月10日05:41

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リスクをよく考える

副作用のリスクがいろいろわかってきたわけですが、ワクチンを打つかどうかの判断は、メリットとデメリットをどう考えるかによります。とくに副作用に関する報道で、ワクチン推進派がよく述べているのは、「副作用があったとしても、ワクチンのメリットが上回る」という言葉です。皆様はその点についてはどう思われますか。

天秤にかけるという話です。ワクチンの副作用に遭遇するかもしれないリスクと、何もしないで感染して死んでしまうかもしれないリスク。この2つを天秤にかければ後者が危ないと、政治家や専門家はよく言っています。国内でコロナの死亡者がもっとも少ない県をご存知ですか。島根と鳥取で、どちらも現在2人です。

島根は6月に1人亡くなられるまで、ずっと死亡者ゼロでした。島根の人口は約8万人ですから、人口100万人当たりに換算すると、約3人となります。一方、米国ニューヨーク州は、100万人当たり約4012人で、なんと島根のおよそ1350倍です。

しかも、島根県ではワクチン接種後に2人亡くなったと報道されていますので、コロナで亡くなった方と同じ人数です。因果関係は不明ですが。自分が住む環境によって感染による死亡リスクが1350倍も違っているのです。それを、どうやって天秤で測れと言うのですか。テレビ番組に「ポツンと一軒家」というのがあります。

番組に取り上げられるような人里離れた場所に住んでいながら「ワクチン受けます」とか、「マスク必ず着けています」とか、おっしゃっているのを聞くにつけ、全国津々浦々、テレビによって恐怖心が植えつけられているのがよくわかります。天秤に乗せる重さの違いを、考えてほしいです。

もうひとつのポイントは、自然災害のように個人のレベルでは避けられないリスクに比べ、コロナのほうは、ワクチンがなくても自分の工夫で予防ができるということです。同居の家族以外の人と飲食をともにさえしなければ、まず感染はしません。

医師は、陽性者であることを知らないまま3人ほどの患者を診察しましたが、感染しませんでした。診察の際は、昔からのルーチンとしてマスクと手袋をし、終わればせっけんで手を洗います。1日が終われば白衣とズボンはかならず替えます。こんな心がけで予防ができたということです。

陽性者であることを知りませんでしたから、着けていませんでした。感染は、飛沫を直に浴びることによって起こります。したがって、マスクを着けていない相手は、やはり要注意なのです。マスクからのウイルスの漏れよりも飛沫が飛びます。たとえば介護の現場では、認知症の方にマスクを着けてもらうのは無理です。マスクを食べてしまったりする人もいるからで、そんな状況下では、もちろん感染リスクは避けられません。

医療従事者であっても、痰の吸引で陽性者の飛沫を浴びるなど、密接な接触がなければ、ほぼ大丈夫なのです。たとえ病院の職員であっても、直接、陽性者に接触する機会がなければ、まず感染は起こりません。

つまり医療・介護従事者は別として、普通の生活をしている限り、感染者の唾液などを浴びることさえなければ、ほとんど感染の心配はないというのが、この1年間でわれわれが学んだことです。国内でも毎日、新規感染者が報告されています。そういう人たちも感染者に濃厚接触したから感染したのでしょう。

「感染経路不明」という説明をよく聞きますが、それはちょっと違うでしょう。もし私がPCR検査で陽性となり、「この1週間の行動は?」と聞かれれば、正直に言わないかもしれません。たとえば大勢で食事に行っていたとすると、その店に迷惑をかけてしまいますから。「不明」の意味は、そういうことではないでしょうか。

私は満員の電車内の方が体を密着させているし、咳もくしゃみもしているので一番危険を感じます。だからこそ、「緊急事態宣言」や「まん延防止措置」は有効なのだと思います。感染リスクは人によって何千倍も違っていますので、どう対応すべきかは自分の生活環境を考えて決めるべきです。感染しないように心がけて生活をしていれば、ワクチンを打たなくていいということです。「大丈夫か、新型ワクチン」医学博士・岡田正彦著書参考

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