mixiユーザー(id:39816565)

2021年10月31日15:19

66 view

最後の決闘裁判(The Last Duel)

 巨匠リドリー・スコット監督が、アカデミー脚本賞受賞作「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」以来のタッグとなるマット・デイモンとベン・アフレックによる脚本を映画化した歴史ミステリー。1386年、百年戦争さなかの中世フランスを舞台に、実際に執り行われたフランス史上最後の「決闘裁判」を基にした物語を描く。騎士カルージュの妻マルグリットが、夫の旧友ル・グリに乱暴されたと訴えるが、目撃者もおらず、ル・グリは無実を主張。真実の行方は、カルージュとル・グリによる生死を懸けた「決闘裁判」に委ねられる。勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者は罪人として死罪になる。そして、もし夫が負ければ、マルグリットも偽証の罪で火あぶりの刑を受けることになる。人々はカルージュとル・グリ、どちらが裁かれるべきかをめぐり真っ二つに分かれる。「キリング・イヴ Killing Eve」でエミー主演女優賞を受賞したジョディ・カマーが、女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うことを決意する女性マルグリットに扮したほか、カルージュをマット・デイモン、ル・グリをアダム・ドライバー、カルージュとル・グリの運命を揺さぶる主君ピエール伯をベン・アフレックがそれぞれ演じた。(映画.comより)







<2021年10月17日 劇場鑑賞>

 「DUNE」の後のわかりやすい話。よかった(笑)。1300年代の決闘裁判、たぶん魔女裁判なんかも行われていた時代なのでしょうね(違うかな?)。神は真実を語るはずだから、正しいほうが勝つはず。すなわち、勝った方が真実を語っているのだ、という価値観。怖すぎておののきますねぇ。だって、勝つのは単に実力の差であって、強いほうが勝つのですから。今回は、マット・デイモンとアダム・ドライバーは互角の剣士でしたし、観客には真実を示してくれてあったので、それほど卑怯な感じには仕上がっていなかったけれど、絶対に勝てないような相手だと、黙って泣き寝入りするしかないってことですよね。まぁ得てして世の中はそういうものでしょうけれど、決闘ってなぁ・・・。

 今回、マットは強い戦士ではあるが武骨で女性を思いやることが苦手な男。ベン・アフレックは、地位はあるが部下に収入を横取りされててもわからないような、人のいいボンクラ。そしてアダムは、教養もあり、事務仕事にも向いていて、ベン・アフレックの会計係としての頭角も現します。加えて女性に対しても軽やかな付き合いができる男で、ベンのお気に入りとなり、地位を得ていきます。

 そして、マットの2番目の妻となる(最初の妻と息子は疫病で亡くなった)マルグリット(ジョディ・カマー)は、裕福な家の出ではあるのですが、父親はその昔裏切り者だった、という過去が。そのため、マットたち夫婦は目を付けられるのですね。マットも、政治的にうまく立ち回れればよかったのでしょうけれど、猪突猛進型の武骨者ゆえ、邪険にされてばかりです。彼は、口が立たない分、この決闘で勝つしかなかったのでしょうね。

 また、女性が物を言えなかった時代に、果敢に声を上げたことはすごいと思いますが、映画を見ている限りでは、これって、今でも言いづらさは同じなんじゃないのかな、と思ったりもしました。それにしても、アダムって、どんな役でもこなしますねぇ。もちろん、マットやベンもそうですが。楽しめました。


3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年10月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

最近の日記