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2021年10月13日14:05

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キャッシュトラック(Wrath of Man)

 「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のジェイソン・ステイサムとガイ・リッチー監督が、「リボルバー」以来16年ぶりにタッグを組み、2003年製作のフランス映画「ブルー・レクイエム」をリメイクしたクライムアクション。ロスにある現金輸送専門の警備会社フォルティコ・セキュリティ社では、特殊な訓練を受け、厳しい試験をくぐり抜けた警備員たちが現金輸送車=キャッシュトラックを運転していた。そこに新人のパトリック・ヒル、通称“H”が警備員として採用された。採用試験の成績はギリギリ合格というレべルだったHだが、ある時、トラックを襲った強盗を驚くほど高い戦闘スキルで阻止し、周囲を驚かせる。そして、彼の乗るトラックがふたたび強盗に襲われると、Hの顔を見た犯人たちはなぜか金も奪わずに逃げてしまう。周囲がHの正体に疑心を抱く中、全米で最も現金が動くブラック・フライデーにフォルティコ・セキュリティ社に集まる1億8000万ドルの大金を狙う強奪計画が進行していた。(映画.comより)





<2021年10月10日 劇場鑑賞>

 チラシには「ゴールデン・コンビが16年ぶりにタッグを組んだクライムアクション」とあるのですが、ジェイソンとガイ・リッチーって、そんなに組んでなかったっけ?いつも一緒なイメージ(笑)。

 オリジナルのフランス映画は見ていません。でも、話としてはちょっと既視感のある、よくあるタイプの映画だったと思います。冒頭、ふいに襲われる現金輸送専門の警備会社の男たち。屈強な男たちに現金を奪われ、銃声も何度か響きます。警備員も撃たれてしまいますが、犯人チームの仲間同士が動揺しているようすも描かれます。でも、何が起きているのか詳しいことは見せてくれません。

 場面は変わって、ジェイソン・ステイサム。かの警備会社に面接に来ています。申し分のない経歴、見るからに鍛えてそうな体つき。採用試験では銃は決してうまくなく、的の中心を外していたのですが、ギリギリ合格ラインのあたりを撃っていたということで、採用。寡黙ながら、仲間たちともうまくやれそうな感じです。

 ある時、彼らはまた襲われます。しかし、ジェイソンの鮮やかな対応で、現金は無事。しかし、敵は皆撃たれてしまいます。上司や捜査チームは、銃がうまくなかったジェイソンが、なんでこんなに的確に犯人たちを殺したのか、ちょっと不思議に思います。映画ファンにウケる展開。ジェイソンですもの、当たり前ですよね。強いに決まってます(笑)。何かバックグラウンドがあるのです。それが、徐々に明らかになって行く映画です。

 この映画は、話よりもキャストに少し驚きました。ジェイソンを雇う会社の上司にエディ・マーサン。(多分)FBIの偉い人(笑)にアンディ・ガルシア。警備会社の仲間の一人にジョシュ・ハートネット!ジョシュ、久しぶり。長く見かけなかったので、心配してました。まぁ映画が日本に来てないだけで活躍してるんだろうけど。そして、わりとアホな悪役にスコット・イーストウッド。相変わらず美しいブルーアイ。





<ここからネタバレ>

 犯人チームは、みな元軍人。戦場にいた男たちは、それが生きがいだった人たちもいるんだから、平和な場所でカウンセリングを受けがてらゆっくりするなんて、どだい無理な話なんですね。国は、彼らがPTSDにならないように配慮してるんだろうけど、なかなかどうして。根深い問題ですね。上司の命令ひとつで規律正しく動いていた人たちですものね。

 結局は、彼らの犯罪に巻き込まれて息子を失ったジェイソンの復讐劇なんだけど、でも彼も元々そういう強盗団のボスだったようなので、ある意味因果応報なのかもしれません。もちろん、プロの強盗団は素人を撃ったりしないだろうけど。個人的には、ジェイソンがこれほど「ボス」と呼ばれている映画を初めて見ました。年齢を重ねたのですね。楽しめました。

 
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