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2021年10月04日05:17

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ワクチン接種後の死亡や病気

厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会)が開かれ、接種後に亡くなられたというデータが公表されました。接種後死亡の件数は919件と厚生労働省のホームページ掲載されていました。これを審査している審議会の結論は、ほぼどれも因果関係が評価できないとなっていますそれはその通りだと思います。

責任がある立場からは、そうとしか言えないのです。因果関係の証明は医学的にすごく難しいことですし、この度はとくに社会的に重要な意味を持ちますから、うっかり因果関係があるとか、ないとかは言えないという背景もあります。

だから審議会のコメントは当然だと思いますし、私も、もし委員の1人であれば同じことを言うかなと思うのです。厚生労働省が集計している死亡例に限らず、海外でも、副作用が疑われる報告が出るたびに識者、あるいはメーカーサイドから、こういう症状や疾患はわが国では多いものではないので単なる偶然ではないかというコメントが必ず出てきます。

ワクチン接種後の死亡や病気と、自然に発生する死亡や病気との発生頻度の比較です。その説明を否定し、そうじゃないと言い張るのはすごく難しいことです。ただ、寿命がきて亡くなる方とか、病気で亡くなる方とか、日本人で年間どれくらいの死亡数があるのかというと人口動態統計(速報)によると、2020年に死亡したのは138万4544人。

それを365日で割ると、一日3800人くらいになるわけです。「一日3800人の方が亡くなっているのに、わずか数百例は誤差範囲ではないか」、あるいは「偶然ではないか」と言われるわけです。「ワクチン接種の翌日から4週間くらいが要注意期間」だとわかってきました。

その期間に限ってみれば、割り算の分母となる母数も接種者に限定されることになるため、統計値よりは圧倒的に頻度が高いはずなのです。ところが、国がこうした死亡者数を公表した時点での、ワクチン接種を受けた人の正確な数がわからない。テレビでは「高齢者の何%が受けた」という数字が報じられていますが、時間のずれがかなりあります。

たとえば岡田先生の施設でも接種が行われていますが実施数の報告はかなりあとになっています。リアルタイムの報告システムがないのです。国のシステムでデータを収集しているためではないのでしょうか。自衛隊ベースとか、自治体関連でも医療関係者、介護関係者、65歳以上かそれ以下とか、バラバラにしか見えません。

困るのは、母数がわからないことです。日本人の人口は約1億2000万人でそのうち3800人が日々亡くなっています。でも、接種後4週間の要注意期間に限って見れば、かなり母数が減って数十万人とか数百万人になると思うのです。

そのような割り算をすれば、厚労省が折々に発表している死亡者数から計算される死亡率は、実際にはずっと高いのではないでしょうか。つまり母数がはっきりしない限り、偶然だとか、自然に起こっていることだとは言えないはずなのです。それにもかかわらず接種後の死亡は偶然だとか、自然の頻度と違わないと専門家が言い切っているとしたら、勇み足だと思います。「大丈夫か、新型ワクチン」医学博士・岡田正彦著書参考

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