「シックス・センス」「スプリット」のM・ナイト・シャマラン監督が、異常なスピードで時間が流れ、急速に年老いていくという不可解な現象に見舞われた一家の恐怖とサバイバルを描いたスリラー。人里離れた美しいビーチに、バカンスを過ごすためやってきた複数の家族。それぞれが楽しいひと時を過ごしていたが、そのうちのひとりの母親が、姿が見えなくなった息子を探しはじめた。ビーチにいるほかの家族にも、息子の行方を尋ねる母親。そんな彼女の前に、「僕はここにいるよ」と息子が姿を現す。しかし、6歳の少年だった息子は、少し目を離したすきに青年へと急成長していた。やがて彼らは、それぞれが急速に年老いていくことに気づく。ビーチにいた人々はすぐにその場を離れようとするが、なぜか意識を失ってしまうなど脱出することができず……。主人公一家の父親役をガエル・ガルシア・ベルナルが演じ、「ファントム・スレッド」のビッキー・クリーブス、「ジョジョ・ラビット」のトーマシン・マッケンジー、「ジュマンジ」シリーズのアレックス・ウルフらが共演する。(映画.comより)
<2021年8月29日 劇場鑑賞>
シャラマン監督、上映前の挨拶動画まで入って、すごいですねぇ。今度はどんな映画を引っ提げて来てくれたのかと、期待も高まります。予告を見る限りでは、あり得ない映像の数々で、果たしてどんな展開になるのかと興味津々でした。
で、映画では予想あるいは予告通り、ある絶景のプライベートビーチで余暇を楽しんでいたはずの人々が、どんどん歳を取ってゆきます。こんなことがあるはずがない。何かの錯覚か、幻想か。はたまたとつぜん覚める夢世界なのか。見ている私たちも、どこでからくりが露わになるのだろうと期待します。しかし、どうにもおかしい。あるいは本当に歳を取っているのかもしれない。でも、そんなこと、現実ではあるはずがない・・・と、最後まで疑念が引っ張られます。そして迎える大団円。えぇぇぇ!私、個人的にはがっかりでした。ちょっと結末が平凡すぎないか?いや、あくまで私個人の感想です。が、せっかくのシャラマン監督、「シックスセンス」なみの驚きが欲しかった。期待しすぎたか。あるいは「シックスセンス」のインパクトが強すぎるのか。
シャラマン監督、今回もしっかり出演していました。出番は少ないけれど、わりと重要な役で。メインストーリーに全然関係ないけれど、私が一番印象に残ったのは、離婚を切り出されてるガエル・ガルシア・ベルナルが、奥さんの新たな彼氏について、「誰だからいいとは言わないが、あの男はないだろう」と言ったところです。ジョニー・デップの「グッバイ、リチャード!」にも通じるこのセリフ、妙に真実味があってウケました。見てないけどわかる〜、みたいな(笑)。
しかし、本当にこんなことがあったらマジで怖いでしょうね。やっぱり、「あなた(たち)は特別です」な〜んて言われたら警戒するべしだね。
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