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2021年07月15日15:45

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ピーターラビット2 バーナバスの誘惑(Peter Rabbit 2: The Runaway)

 ビアトリクス・ポターの名作絵本をハリウッドで実写映画化した「ピーターラビット」の続編。ピーターの大好きなビアが、宿敵マグレガーと結婚した。父親面をしてしかりつけてくるマグレガーに嫌気が差したピーターは、生まれ育った湖水地方を飛び出して都会にたどり着く。そこで亡き父の親友だったというバーナバスと出会ったピーターは、地下組織を率いる彼から、都会で生き延びるための盗みのスキルを教わる。バーナバスに父の面影を重ね、彼に認めてもらうべく悪事を重ねていくピーターだったが……。前作に続き、「はじまりのうた」のジェームズ・コーデンがピーターの声を務め、「アバウト・タイム 愛おしい時間について」のドーナル・グリーソンがマグレガー、「ANNIE アニー」のローズ・バーンがビアを演じる。(映画.comより)







<2021年7月11日 劇場鑑賞>

 例によってこういう映画は、田舎では吹き替え上映しかない(笑)。それでも、楽しめました。今回は1作目よりもさらにバカバカしく、劇場に座っているにもかかわらず、何度か噴き出してしまいました。やっぱり、ここまで突き詰めてバカになってくれたほうが絶対におもしろいと思います。

 お話は1作目からつながっています。めでたく結婚したマクレガーさんとビア。ラビットたちも祝福しています。ただ、ピーターとマクレガーさんの確執がなくなったわけではなく、ビアの前でこそ賢くしていますが、お互い憎々しく思っているわけです。そんなある日、ラビットたちのお話(本)でちょっとした成功を手にしたビアの元に、ロンドンの大手出版社からお誘いの声がかかります。「大々的に出版しませんか」と。夢のような話にうれしくなった二人は、ピーターたちを連れて早速ロンドンへ。魅力的な瞳の紳士(要するに営業マン。扮するはデヴィット・オイェロウォ。「グローリー」で行進の先頭に立っていた人ですね)に歓待され、ヒットを見込んで車までプレゼントされちゃうビア。そんな彼にうさん臭さを感じるマクレガー。

 一方のピーターは、父親を知っていたという年長のウサギ、バーナバスに出会い、行動を共にします。都会ならではのワルな魅力に溢れたバーナバスにすっかりなついたピーターは、言われるままにいろんなことをするようになり、結果的に悪事に加担。「マクレガーなんていなくったってここで生きてゆけるのさ!」と思っています。

 孤独を感じたピーターが、一人でロンドンの街を歩くときに「Iam lonely」みたいな歌詞の渋い歌が流れ、カッコつけて歩いているんだけれども”塗りたてセメント”の上を歩いてしまったり、おかしいシーンも満載で、楽しかったです。

 お話自体は単純で、個性を潰してまで商業主義に流されそうになったビアと、ワルに騙されたピーターが真実に目覚め、マクレガーと一緒に一発奮起。仲間を助けて無事に湖水地方へ帰る、みたいな展開になって行きます。連れ去られた仲間のシカを助けに行った先で、シカの頭部のはく製が掛かっていて、マクレガーが「おおぉ!!間に合わなかったか!ごめんよ〜!」とたいそうにひざまずくシーンもあって、笑えました。そんなハズ、ないだろ!昨日の今日だ。

 ドーナル・グリーソン、優し気なハンサムなのに、こんなアホな役ようやるわ、と思いました。でも、素直におもしろくて、ヒットしている理由がわかるような気もしました。私は、好きです。
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