チェックリスト
カタカナの例を、直します。
1 いわゆる主語(正しくは題目提示語。便宜上、主語とする)と述語の対応が、おかしいもの。
ア SNSを活用すると、情報の国際化です。
「SNSを活用すると、情報は国際化されます。」
「SNSを活用すると、国際化された情報を受け取ることが出来ます」
イ SNSによってもたらされた遠く離れた情報は、旧友の近況や世界情勢の知識となります。
「SNSによってもたらされた遠く離れた情報の中には、旧友の近況や世界情勢についての知識もあります。」
ウ ネット上の情報は虚偽の比率と誹謗中傷が多い。
「ネット上の情報は虚偽の比率が高く、誹謗中傷が多い。」
エ 私たちが一生懸命ボランティアをすると、お年寄りが笑顔を見せてくれたり個人的なことを話してくれたり、本当にやりがいがある活動です。
「私たちが一生懸命ボランティアをすると、お年寄りが笑顔を見せてくれたり個人的なことを話してくれたりすることがあります。ボランティアは、本当にやりがいがある活動です。」
オ 情報の問題は現在では欠かすことができない問題だ。
「情報の問題は現在では欠かすことができないものだ」
2 目的語や条件節などと述語の対応が、おかしいもの
カ 姉はフランス料理教室を習い始めた。
「姉はフランス料理教室に通い、フランス料理を習い始めた。」
3 無駄なくり返しがあるもの
キ SNSは…という長所がある。また…という長所もある。よって、多くの長所を持っていると思う。
「SNSは…という長所がある。また…という長所もある。」
ク SNSの長所は速報性です。つまり、情報をすぐに知ることが出来るのが大きな長所です。
「SNSの長所は、情報をすぐに知ることが出来ることだ。」
4 因果関係がおかしい(つながっているかもしれないが、説明不足のため、つながりがわからない)
ケ SNSは、情報を海外からも知ることが出来るので、日常生活を豊かにしてくれる道具だと思う。
「SNSは、情報を海外からも知ることが出来るので、海外の流行などをいち早く取り入れることが出来るから、日常生活を豊かにしてくれる。」
5 表現が婉曲にすぎて伝わらない
コ テレビの情報は弱いので、頼りになりません。
「テレビの情報は通り一遍で常識的に過ぎますので、頼りになりません。」
サ パッと見が全てであるInstagramより、Twitterの方がよい情報源である。
「視覚的印象を優先させているInstagramより、Twitterの方がよい情報源である。」
6 長すぎる挿入句(シークエンスが長すぎる)
シ SNSの速報性は、情報がまちがっていたり他人の誹謗中傷に当たったりした場合、特に読み手が信じてしまうと被害の回復が難しいなど大きな弊害をもたらすものだが、他のメディアにはない長所である。
「SNSの情報がまちがっていたり他人の誹謗中傷に当たったりした場合、弊害が大きい。特に読み手が信じてしまうと被害の回復が難しい。しかし。速報性は他のメディアにはない長所である。」
7 無駄な表現(字数当たりの有益な情報が少ない)
ス わたしは横浜の水害のときに、小学生の二年生でした。母親は、当時、毎日、九時過ぎまで川崎の病院に看護師の仕事のシフトが入って家を空けていました。当時の家は鶴見川の周辺にある一戸建てでしたが、低地に立っています。私の部屋は一階の小さな部屋でして、高校二年生の姉も塾から帰ってこないので、川が氾濫したらどうしようかと心細くて仕方がありませんでした。情報がのどから手がでるほど欲しかったことは、大学生になった今でもハッキリと覚えているほどです。SNSがあればそんな心細い思いをせずに済んだかもしれません。
「SNSは、災害時に、幼児や老人など弱者にも情報を与えて安心させることが出来る」
8 不適切な受け身の表現
セ SNSによって情報を知られるようになった。
「SNSによって、人々はその後、情報を知るようになった。」
ソ SNSの公正さが揺るがれかねない事件があった。
「人々が信じているSNSの公正さが、揺るぎかねない事件があった」
9 不適切な使役の表現
タ 彼に私の近況を知らさせた
「彼に私の近況を知らせた」
10 不適切な助詞表現
チ 低偏差値で、浪人が決まった。
「低偏差値のために、浪人が決まった」
ツ 混乱する情報の整理を、懸命に取り組んだ。
「混乱する情報の整理に、懸命に取り組んだ。」
11 話し言葉や不適切な俗語
テ なので、SNSを活用する。
「それなので、SNSを活用する。」
ト 正しいSNSの使い方となります。
「正しいSNSの使い方である。」
ナ いつもは、何か、適当にSNSを使っているわたしですが、
「いつもは、いい加減にSNSを使っているわたしですが、」
12 表記の重大な間違い(多少は構わない)
ニ 有難い機能を丁度宜しい程度に使いたいと、益々、思います。
「ありがたい機能をちょうどよろしい程度に使いたいと、ますます、思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する