■車両の長さも、連結する数も違う!相互直通運転は苦労がいっぱい 山陽・近鉄の電車が乗り入れる阪神本線
(まいどなニュース - 04月25日 18:10)
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首都圏の大手私鉄各線の多く(に加えてJRの中央線・総武線の各駅停車の一部や常磐線の各駅停車)が地下鉄によって都心部に乗り入れ、相互乗り入れ運転を行っており、最近では神奈川県の相模鉄道(相鉄)がJRと相互乗り入れをしているのに対し、都心部に自社ターミナルを構えて郊外を結ぶ路線が多い京阪神圏では相互直通運転を実施している路線は少数にとどまり、地下鉄との相互乗り入れ運転は阪急京都本線・千里線がOsaka Metro堺筋線との相互乗り入れがあり、他に近鉄京都線・奈良線が京都市営地下鉄烏丸線と相互乗り入れしている他、北大阪急行電鉄とOsaka Metro御堂筋線、近鉄けいはんな線とOsaka Metro中央線と言った第三軌条路線の相互乗り入れ、京阪京津線が京都市営地下鉄東西線に片乗り入れする事例がある他は、南海高野線と泉北高速鉄道、阪急宝塚本線と能勢電鉄、そして阪神電気鉄道の阪神本線・阪神神戸高速線と山陽電気鉄道、そして、近鉄奈良線と阪神なんば線・阪神本線(他に山陽電気鉄道が阪急神戸高速線に片乗り入れ)と言ったように、私鉄同士が相互乗り入れを行う事例が多いのが特徴で、南海高野線と泉北高速鉄道、阪急宝塚本線と能勢電鉄のように、大阪の都心部に入る私鉄路線に乗り入れるパターンが目立ちますね。
そんな中、京阪神圏で唯一2系統の乗り入れルートが存在するのが阪神電気鉄道阪神本線の阪神尼崎と神戸三宮の間で、阪神電気鉄道の阪神本線・阪神神戸高速線と山陽電気鉄道(阪神大阪梅田―山陽姫路)と阪神本線・阪神なんば線と近鉄奈良線(阪神神戸三宮―近鉄奈良)の2系統が重なっていることになります。
大抵の場合、相互乗り入れでの直通運転では共通の車両規格が設定され、それぞれの事業者がその規格に対応する車両を用意して運行しますが、近鉄奈良線と阪神の場合、それぞれの路線が従前から運行していた異なる車両規格でそのまま対応し、阪神の19m級3ドアの1000系、9000系と近鉄の21m級4ドアの9020系・9820系、1026系、1252系、5800系、5820系が使用されるのが大きな特徴と言えますね。規格を厳守する首都圏ではちょっと考えられないと思います。
私は、阪神なんば線の全通以降を知らず、全通直前に尼崎駅の車庫に近鉄の車両が入っているのを見たことがありますが、カーブが少なからずある阪神本線を、あの大型の近鉄の車両がよく入ることができたものだと思って見ていたのを記憶しています。制約とかもあるのだろうと思って見ていましたが、やはり御影駅のように特急が停まるのに阪神・近鉄直通の快速急行が通過する駅ができるほどにもなりましたね。
運行開始が平成21年と歴史の新しい相互乗り入れですが、昨今整備が急務とされるホームドアの設置については一般的なホームドア(開閉式ホーム柵)が導入できず、昇降型とかで対応するのではと考えられ、その導入には些か時間を要するのではないかと思います。ホームドアの設置要請がもう少し早いタイミングで行われていたら、車両の事情は大きく変わっていたかもしれませんね。
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