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2021年04月12日07:41

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ホテルのバイキングについて。

横浜に週一回、宿泊していた時期があります。
掃除の都合かスイートルームにたまに泊めてくれて、宿代は仕事場が払ってくれましたから、快適だったのですが、朝のバイキングには閉口しました。ちなみに、一泊朝食付きで14000円程度の値段ですから、そう安いホテルでもありません。

まず、マカロニサラダが甘い。
マカロニサラダは好きです。ところが、自作するとハイミーと砂糖の味だとわかります。

思い出したのは、小さいときに通った書道塾です。
大正生れくらいのお婆さんがやっていました。あるとき、紅茶をいただいたのですが、そのお婆さんの書道師範は、紅茶に砂糖を五杯いれてやると言ってました。
家に帰りその話を母にしたら、「昔は甘みが貴重品だった」「砂糖は自分で入れるものだが、入れてやるのがサービスだと旧世代の主婦は思っている」という趣旨の話をしてくれました。
もっとも、ぼくが小学生の時代だからもっと簡単な言葉だったと思いますが…
未だにその時代を引きずっていると思います。

ソーセージも甘く、化学調味料の味がします。
ビアホールのアイスバインは自然な味がしますから、あっという間に500g程度食べますが、このソーセージは100gが関の山です。

本当にいい海苔は、味付け海苔にはなりません。醤油で食べます。

マカロニサラダもソーセージだけではなく、あるいはヒジキの煮つけや切り干し大根なども、少ない量でご飯を食べさせるための味付けになっています。

焼き魚、煮魚。野菜の炊き合わせなどにすればいい、ついでにいうと安物のコーヒーではなく、煎茶のいいのを出せばいいと思いますが、それだと材料費がかかります。
うまいおかずを味わうというよりは、質が低いものであってもたくさん食べるのが「お得」にみえるから、客に受けるのでしょう。

まさに奴隷の発想です。

では、いいものがどこで食べれるかというと、最高級の温泉旅館です。
接待などの社用がないですから、奴隷はあまり来ません。

1 板前さん側の事情
自分のお金で食事する人の食事を作りたい。いわゆる良い客タネがほしい。もちろん、年収のことではない。派手でストレスフルな生活を送ったから山奥で一息つきたい。

2 客側の事情
仕事などのしがらみを離れたい。いい食材を使った料理を味わいたい。

両者とも、
ネオンがまたたく喧騒の中で、チリ産の冷凍だろうがウニならいいという、アフォな姉ちゃんをアフターで口説き、飲み食い代は営業したことにして会社に付けるという浅ましい世界とは距離を取りたい…ということですか。

見方を変えると、ホテルは田舎者の集団といえます。
渋谷、原宿、六本木…そういう記号にあこがれ、知名度など表面的なものに惹かれるだけ。学歴主義やブランド趣味などと同じです。

本当の美食は、東京でいうと、下町にあります。また、本当の勉強は大学ではありません。個人対個人というと師弟関係のようになりますが、正式に入門するかは別です。そういう古風なものは絶滅しつつありますが、個人から個人に受け渡されるものでしょう。

温泉旅館の平飼いの地鶏が生んだ温泉卵、サクラマスのお造り、クマの味噌汁、タラの芽の天ぷら、コゴミの胡麻和え…そういったものを食べに行きたいのですが、忙しくて。



「和食のはずがウインナーの誘惑に敗北」「味海苔が余る」 朝食バイキングあるあるが全部よくわかる
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6479626
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