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2021年03月22日07:59

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第五福竜丸 日米関係の象徴 大石さんのご冥福をお祈りいたします。

第五福竜丸の話は、乗組員を最初に焼津で診察した、東京医大の藤波先生から学生時代にお伺いしました。非常勤でおいでになり、単位をもらいました。先生は自然科学専攻ですから、放射線がどう人体の組織を壊すかというプロセスを説明なさっていました。のちに、先生がホリスティック医学の権威であり、協会の会長職などにあったことを知りました。特に第五福竜丸の事件をどうとらえたのか、もっと突っ込んだお話をお伺いしたかったです。

ホリスティック医学というのは、病気の深い意味に気づいて、充足感を得ることを目標としているからです。特定病因説のような要素還元主義以上のものを目指すので、場合によっては宗教のようなものと関係するかもしれません。また、トンデモかもしれません。論者によってまちまちでしょう。

ホリスティック医学はアメリカ発祥であり、哲学者が創始したものだそうですが、面白いことに哲学や宗教と、政治的な公正性ら倫理道徳とは無関係です。たとえば、鈴木大拙は、熱狂的な主戦論者でした。その辺りは先生のことですからお気づきだと思います。

被曝のような病気は、どうとらえていくのでしょうか。踏み込んで捉えているのか、そうでなく、別のカテゴリーに分類しているのか。被曝をきっかけに社会改革を目指す、政治のひずみに気が付く…というところまで視野に入っているか…
懐かしくもありますので、和文の論文は読んでみようと思います。

この第五福竜丸事件は、徹底的な外交的な問題であると同時に、内政的な問題です。
アメリカが安い金で口封じをし、日本政府がそれに迎合して、大石さんらの被害者を切り捨てた棄民政策だということ以外の何ものでもありません。

米軍の航空機の墜落などの事故があります。
その賠償はとんでもないです
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sfa/qa11.html
は、外務省のサイト。
米軍が払わなければ、日本政府が補填するそうです。

一事が万事といいます。
これじゃあ、有事の時に米軍が日本を助けるなど考えられません。有事の際は、アメリカは日本を助けないという選択ができます。甘いことを考えないで、日米安保の条文を読み、アメリカの行動を振り返るべきです。

大石さんは、その生き証人でした。
ご冥福をお祈りいたします。


■「第五福竜丸」大石さん死去=米の水爆実験で被ばく、87歳―反核活動に注力
(時事通信社 - 03月21日 16:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6454337
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