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2021年02月20日08:51

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朝比奈さん、おめでとう。『反省させると犯罪者になります』2

「思い付きで答えを言う」「宿題やったとウソついてごまかす」「人によって言うことが違う」「経験がないことに評論家のように論評する」
…
これらの受験生は、落ちます。前回、書いたように、落ちる理由は、他人をコケにしているからでも、自分をゴマ化しているからでもありません。
事実に即した言動を取らないと失敗するからです。
なぜでしょうか。

『反省させると犯罪者になります』の筆者は、被害者の視点よりも先に、加害者の視点で考えさせよと言います。

つまり、犯人に、幼児期に親から受けたひどい仕打ちなど、自分がされた虐待を思い出させるのを先にせよと。
そうして抑圧している感情を吐き出して初めて、被害者の視点に立てると言います。
抑圧とは、事実をないことにしているのですから、無理があります。犯罪など何らかのはけ口を求めるでしょう。

事実はスルー出来ません。
存在するものは、存在する。それを消し去ることは出来ない。
勉強も同じです。
たとえば、記述答案を間違えたからといって、誤字を直すならいいですが、全てを鉛筆で消す人がいます。それは、勉強しないよりいけないことです。「ゴマ化した」という心の傷になるからです。

そういうマイナスの心理から自由になることは、無理です。一週間の勉強に、もしもそういうのが一割混じっても、大半がぶち壊しになるでしょう。

「忘れる」「我慢する」といいます。
これは、運動などからの幼稚な類推です。我慢して懸垂すれば筋肉が付くといった。

たとえば、勉強したくないときに怠け心を我慢するということはあるでしょう。だから、何事も我慢で乗り切れるか…というと、大間違いです。「(たとえばゲームをして)さぼりたいなあ」というのは、感情は感情でも、コンプレックスに基づいた根深いものではなく、気分だからです。
だから、三十分前の「さぼりたい」という気持ちはチャラにできます。

ところが、宿題を忘れたのにやったとゴマ化したという事実はチャラになりません。忘れているつもりでも、追いかけてきます。

気分と自分がやってきた事実の積み重ねは違います。

観察すると、
裏技系はもちろん、ヤマを張る、(文法など)何かを切る、(現代文古文両方が必要なのに)古文だけやる…などの無理な偏った勉強をする人は、絶対と言っていいほど、
事実に即した言動を取っていない人です。
事実から遊離した行動をとると、気が付かないうちに癖になるのでしょう。仏教的にいうと「業」や「種子」ということになろうと思います。

ぼくがこの朝比奈さんのお話を読み、なるほど…と思ったのは、
>誰でも200%の力で頑張ると燃え尽きます。102%、103%の力で頑張り続けることで、その2〜3%が成長につながっていくと今は思っています。
です。
当り前のように思えますが、柔道という別のジャンルでも同じやり方で結果を出せた、その事実の積み重ねがあるから、信じられることです。

やはり、現実が歪むことなく正しく見えている人は、なにをやってもうまくいくのでしょうね。


■五輪と医学部受験、両方めざした柔道の元世界女王の本気
(朝日新聞デジタル - 02月19日 10:54)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6418260
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