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2020年10月16日07:18

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箱と中身の関係 

香草社の本。特に平成初年まで。
私も翻訳書五巻と、共著を一巻出していますから、実感できますが、絹装なので豪華極まりないですが、内容がそれだけに頭の中に入ってきます。

出かけのワープロ専用機。母が買ったのを操作しましたが、小窓に二十字くらい表示され、早送りもできますが頭に入りません。

国会図書館のデジタルライブラリーもありますが、どうしても、必要な部分を「探す」ということになります。
添付した画像をご覧ください。非常に使いにくいです。
ここが、面白いところです。
乗りにくい自動車を運転しても、目的地に着きます。
しかし、見にくい資料をみても資料の内容は身につきません。

やはり、テキストは、外に広がっていくという性質を持っているものだからです。
「昨日京都に行った」という文章の「京都」は、ここにはなく、三百キロメートル先にあります。あるいは、脳裏の別の場所にイメージとしてあります。
テキストから、意識が外に飛ばないと生き生きとした読書などできるはずがありませんが、紙ではなく、この画像のように、操作のためのインターフェースにがんじがらめになったものは、意識が自由に外を飛ぶということがありません。

どんなにディスプレーを大きくしてもホンモノには及びませんが、せめて、ディスプレーを大きくするべきです。
たとえば、青少年の学力低下と電子辞書の普及は大きな関係があると思います。

豪華な設備や見易さなどのゆとりが、文化の創造には絶対に必要です。
だから、味については諸説ありますが、国会図書館の食堂は絶対に必要です。特に、食堂ですから、一日中、作業するのには欠かせない設備です。

個人的には、牛丼が好きでした。何となれば、すき家や吉野家などとは別の系統の味がしたからです。ぼくは牛丼は好きですが、味の画一化は嫌いです。かといって、自慢の返しで煮た牛丼を出してくれる蕎麦屋はほぼありません。

日本橋にそういう蕎麦屋がありました。具の四分の一ほどしか肉はなく、焼き豆腐や白滝や玉ねぎに占領され、千円くらいしましたが、その店独特の牛丼を食べた満足感がありました。

それはともかく…
「美しい日本」などというなら、図書館に金を使ってほしいですね。
フロアを今の三倍くらいにし、新刊本を五冊は納めさせる。
関西館の他に、名古屋、札幌、福岡などを開設する。
営業は十一時までとし、カプセル型宿泊施設を作る。

食堂は、これを機に、より安く、より豪華に。東洋や明治などの食堂のように。そして、開館から閉館まで、待たずにゆっくりと過ごせる環境が要ります。

コロナ騒ぎでキャンパス内に入れないから、金返せ! という話があります。そういうことでしょうね。泊めれないとしても、居場所としての箱は大学には必要です。図書館も同じことです。


■国立国会図書館、「図書館カレー」名物の食堂の営業を終了 10月20日まで
(TRAICY - 10月15日 11:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=157&from=diary&id=6269114
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