mixiユーザー(id:39816565)

2020年09月25日17:24

51 view

ファヒム パリが見た奇跡(Fahim)

 バングラデシュからパリに逃れた政治難民の少年がチェスのチャンピオンを目指した実話をもとにしたヒューマンドラマ。バングラデシュで天才チェス少年として有名だったファヒムは、8歳の時に父親とともに家族を残しパリに移り住むこととなった。政治難民としてフランスに到着し、強制送還に怯える日々を送る中、ファヒムはフランスでもっとも優秀なチェスのコーチの1人であるシルヴァンに出会う。最初は警戒心を抱いていたファヒムとシルヴァンは、次第に友情を築いていく。チェスのフランス国内大会がスタートする一方で、ファヒムに強制送還の脅威が迫っていた。シルヴァン役を「シラノ・ド・ベル・ジュラック」などで知られるフランスの名優ジェラール・ドパルデューが演じる。監督は俳優としても活躍するピエール=フランソワ・マンタン=ラバル。(映画.comより)









 ジェラール・ドパルデュー!フランスにいたのですか。ロシアへ移ったのかと思ってました。ますます大きく樽のようなbodyになって、正直動きづらそうでした。

 この話は実話をベースにしているらしいです。最近多いですね「inspired by true story」って。inspiredってところがミソのような気がしますが。で、今回は政治的な理由で本国(パキスタン)を逃れた少年が、孤軍奮闘しながら人生を切り開いてゆくお話です。母親や兄弟を置いて、父親と二人で逃れてきた主人公ファヒムは、とりあえず逃れてきただけなので、知り合いもいないしフランス語もわかりません。それは父親も同じ。しかし、本国にいるときからファヒムにはチェスの優れた才能がありました。それを生かして、なんとかフランスに溶け込まそうと、父親は教室を探し出して息子を通わせます。そこの講師がジェラール・ドパルデューです。過去に素晴らしいプレイヤーだったにもかかわらず、今はただ頑固でわからずやなだけで、独身・怠惰な生活を送っています。ファヒムにいい手を指摘されてもインチキでごまかし、有無を言わせず怒鳴り散らして教室を終了したり。大人への不信感がmaxになりそうなファヒムですが、そこはそれ、子供の世界。同年代の柔軟な子供たちは、あっという間に仲良しになり、頭のいいファヒムはフランス語の習得も光陰の速さ(笑)。父親とケースワーカーとの間に入っていた通訳の大ウソをも見抜いて指摘、直接自分が通訳を買って出ます。そして、その素晴らしい才能と前向きな行動は、周りの大人をも巻き込んでハッピーエンドへと流れてゆくのです。

 とまぁ、こう書いてしまうとよくあるお話のようですが、実際そうです。私なんかは単純な人間なので、つい結果がわかっていても主人公をハラハラドキドキ応援してしまうのですが、でも実際は、こんな天才肌の子供なんて圧倒的に少数で、大多数の人たちはこんなハッピーエンディングを迎えることなく苦節にまみれて必死に生きているんだろうなぁ、と考えてしまいました。また、それがわかっていても、先進国を目指さざるを得ない人たちも、また一定数いるんだろうなぁ、とも。

 でもじゃぁ、元々先進国に生まれていればハッピーかというとそんなものでもないだろうし、家族を呼び寄せたファヒムたちの大団円を見ながら、ちょっと複雑な気持ちでした。ヒネててすみません。
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年09月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

最近の日記