現在販売されているフライパンの殆どは「テフロン加工」や「フッ素加工」です。フライパンの表面がテフロンやフッ素の合成樹脂で覆われているので、調理するとき、食材が張り付いたりこげたりしないとされています。
だが、このようなフランパン製品が使用されてから、アメリカ人の殆どの血液にPFOA(パーフルオロ・オクタン酸)という化合物が含まれていることがわかりました。PFOAは、炭素が8個で、フッ素樹脂が分解してできた物質であると考えられてきました。アメリカ環境保護庁が、この物質について調査を開始すると発表しました。
物質についてデュポン社という企業が調査を行い、出産した8人の女性から高い濃度のPFOAが検出されたことを確認しています。その中の2人の赤ちゃんから障害も発見されたのです。その後、物質が体にどのような影響を与えるか、研究がされていないままです。PFOAの原体を製造している3Mは何らかの体に与える影響の可能性を指摘しています。
本来は詳しい研究がなされて当然ですが、米国環境保護庁はそれを怠ってきました。だが、フッ素加工の調理器具で調理すると、飼っている小鳥が死ぬ事故が相次いだため、環境ワーキンググループというワシントンにある団体が「台所のカナリヤ」という報告書を出版して警告しました。
一番問題なのは、この物質が非常に分解しにくいということで、直ぐに生産を中止したとしても、血液中には依然として残り続けます。残り続けた物質がどのような影響を与えるのかは何も分っていないのです。人体に影響があるかは今のところはっきりしていませんが、発がん性のリスクがあるといいます。
現在、ラットでの研究によると、肝臓に作用してコレステロールと中性脂肪の数値が上がるそうです。テフロンを製造しているメーカー、デュポン社は、この事実を認めているのですが、この程度なら人間の体には問題ないと主張しています。たが、血中濃度が高い社員は、悪玉コレステロールの値が 10%程度高くなっていたとデュポンは発表したのです。
これを受け専門委員会が調査を開始すると発表しました。調査には大学や州などの研究者にフランパンの製造に携わったデュポン社とスリーエム社のデータが使用して製造を中止しています。現在、テフロン加工のフランパンを長く使用している人の血液中にPFOA という物質が含まれていることが確かめられています。
ちなみにフッ素加工の安物のフライパンに油を引かず火にかけた所、フライパンからいやな臭いがして、部屋中が煙のようなモノでくすみ、窓を開け換気扇をずっと回していても臭いはなかなか消えません。その物質は分解せず部屋にとどまりその毒ガスをずーと吸引していくことになるのです。
ログインしてコメントを確認・投稿する