お酒を飲む前に胃腸に幕をつくるものとして、牛乳が挙げられます。そんなのは都市伝説という方もいると思われますが、まんざら嘘ではなく膜自体はつくられます。ただし、アルコールはそれより小さな分子であるため、牛乳でできた膜で吸収を悪くさせることはできません。それは牛乳を飲まなかったとほぼ同じです。
ただし、異なるのは、アルコールの分解のスピードです。酔うという状態は、血中のアルコール濃度が高くなることで発生します。そしてアルコールがゼロになったとき、酔いがさめた状態、つまり普通の状態に戻るわけです。
通常、血中アルコールの濃度がゼロになるためには7〜8時間かかりますが、牛乳を飲んでいるとその分解速度が速まり、5〜6時間ぐらいで、酔い覚めを早まる効果があることが研究で分かっています。しかし牛乳自体が問題です。
周りに、「牛乳が飲めない」「牛乳を飲むとおなかを下す」という人がいます。そのような方は意外と多くいるはずです。日本人は牛乳を飲む習慣がほとんどなかったせいか、牛乳を分解する酵素を7割ぐらいの人が持っていないのです。
欧米人や中央アジアの人たちは牛乳を分解できるのですが、多くの日本人にはそれができません。牛乳は、分解できればカルシウムなどを豊富に含んでいるので有効な飲み物です。そこから「牛乳を飲むと背が伸びる」なども言われてきました。
お酒を飲む前に飲んでおくのであれば、「ウコン」などの栄養ドリンクが適しています。ウコンに含まれる「クルクミン」という成分は、分泌を促進させ、二日酔いの原因になるアセドアルデヒドの分解を早めます。お酒を飲む前、飲んだ後にこれからをうまく使って、腸にやさしいお酒ライフを実現できればと思います。
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