まず、そのタンカーについて。
日本の海運会社「国華産業」(東京都千代田区)が運航するケミカルタンカー「KOKUKA Courageous」(パナマ船籍、総トン数1万9349トン)
と報道されている。積荷はメタノール(アルコール)。
荷を積んだ仕入れ地はサウジアラビアとカタール、届け先は東南アジア。
地理的な問題
攻撃を受けたのはホルムズ海峡を通過し、オマーン湾に入ったあと。
https://www.marinetraffic.com/で調べると、航跡もわかる。赤い円が現在位置、オレンジ色の線が航跡。今はUAEとオマーンの沖にいることになる。
地図の上側がイラン、出口は右(東)側なので、普通に航行していれば、船は東へ向かっていたことになる。
方向をよく見てみよう
イランは地図では上側、左下がサウジアラビア、右下がオマーン。
ペルシャ湾から、ホルムズ海峡を経て、オマーン湾をとおり、インド洋に向かう船舶は右舷をイランに向けて航行しないのはお分かりだろうか?
タンカーが攻撃を受けたのは右舷側。イランには左舷側を向いている。
イランは攻撃できるか?
潜水艦があり、航空機があれば、右舷側からでも攻撃はできる。ロシア製の潜水艦3隻をイランは保有しているが、過激派が運用できるものではない。航空機にしても、正規軍でなければ運用はかなり難しいだろう。
誰が得をするか?
多くの人が指摘しているとおり、イラン政府も、イラン国内の過激派(反政府側・政府側)も何の得にもなりそうにない。
アメリカも、対イランで戦争になれば国際的な批判を受けるが、原油価格が跳ね上がればシェールオイル・ガスが「元を取れる」価格になる可能性はある。
もうひとつ、アメリカは8000億ドルほどの武器をサウジアラビアに売っている。それをどう使っているかは神ならぬ身にはわからんのだが・・・
これを機に、イランと中東の国が戦争状態にでも陥れば、武器商人は大いに儲かる。
で、自ら武器商人と名乗った大統領が存在するんだが・・・誰だったかな?
■トランプ氏「イランがタンカー攻撃した」 イランは否定
(朝日新聞デジタル - 06月14日 21:25)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5663956
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