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2019年03月30日08:33

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独特の居場所と安らぎの感覚。ショーケンさんのご冥福をお祈りします。

俳優は、ハチャメチャであっていいと思います。
現実と秩序だけしかなければ、人は窒息します。

たとえれば、白雪姫に対する、七人の小人のような、
異形のものだからこそ、居場所と安らぎを与えてくれる。誰しもそういう存在を、深層心理の中で渇望しているのではないでしょうか。

俳優は、スクリーンの向こう側にいて、触ることができませんが、こういう生き方もある…という、安らぎを夢見させてくれます。これが昔、「河原者」とよばれた、俳優の真骨頂でしょう。

萩原健一さんは、EYさんとは違い、功成り名を遂げてもそういう存在でした。単に貧乏な地方出身の男が、成り上りたいだけ、成り上ったら一流企業のCMに出るというタイプの人ではなかったと思います。

アウトローといえば、
暴力団は、差別を受けた人がなり、賭博や売春、的屋の縄張りの調整など、ブラックやグレーであるが、確実な需要がある仕事をします。
差別や需要がある悪事がなくならないのに、規制を急ぐから、
半グレ集団の殺人事件、オレオレ詐欺など、笑いごとではない事件が起きます。

それでも、
暴力団や半グレは、何でもいいから徹底的に潰せばいいだけかもしれませんが、
芸能人は、ちょっと違うと思います。

内田裕也さん、ショーケンさんのような存在は、本人がハチャメチャだからこそ、滋味ある存在だったのではないでしょうか。

役は、アウトローでも犯罪者でもなく、エリート役ですが、
内田裕也さんの演じた、『戦場のメリークリスマス』の陸軍将校役(デビット=ボーイ演じる、英国の捕虜、セリアス少佐を裁判が終わってないのに刑場に連行し、「これから即座に死刑を執行する」と英語で言い渡す役でした。余人には演じられない役です。)同様、ショーケンさんが演じた、『影武者』の武田勝頼役などは、大名の御曹司なのに内面の葛藤がありありとうかがえ、独特の暗い存在感がありました。

存在感は、地から浮かび上がるからこその存在感です。
だから、存在感がある人は、普通の人ではありません。たとえば、田宮二郎などもその系譜の一人だと思います。

今の三十代周辺の男優さんにそういう方を見かけなくなりました。
危ない若者なら、世間にありふれています。
うがった見方をすると、芸能事務所などが、事件に巻き込まれることを恐れて、そういう人を取らなくなったのではないでしょうか。よく知りませんが…

しかし、アウトロー的な魅力がイマイチの、普通に見える俳優にも、突然、婦女暴行事件などを起こすケースもあります。

大麻や脅迫がいいというのでは、決してありませんが、
何というか…
○×だけでモノを考えてはいけないと思います。

「危ない人」を、せめて芸能界くらいは、活かして欲しいと思います

ショーケンさんのようなタイプを発掘して、上手に使わないと、日本映画は魅力を失います。

ご冥福を心からお祈りいたします。



萩原健一さん死去68歳 GIST患うも公表せず
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5558138
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