mixiの言葉の講釈は、変なものが多いですが、
これは、決定版です。
これほど酷い敬語の理屈は、聞いたことがありません。
1 「くださる」「もらう」は、補助動詞。
わかりやすく、大学入試古文風に言うと、
動詞について助動詞のように敬意だけ添える言葉。
動詞として使われたもとの意味は失われています。
○「本尊の阿弥陀如来の埃を御払い申し上げました。」
○「二階まで階段を登ってくださり、激励の言葉を頂戴した」
という例を考えれば、元の意味は消えているとわかります。
○「社長が電話してくださった」
○「社長に電話していただいた」
どちらもOK。
観点の違いなどということを言い出すから話がややこしくなるが、主格が違うだけです。
2 謙譲語は、動作の受け手を尊敬する言葉。
○「社長、私から専務に申し上げます。」
○「社長、私から新人の山田君にいっておきます。」
この二つを考えれば、
「へりくだる」ではなく、
「言う」という動作の受け手の専務が自分より偉く、山田は偉くないからだとわかります。
さらに、
○「課長、やはり、課長から専務に正確に申し上げないといけないと思います。」
○「田中君、さき、専務に申し上げておいたよ。専務から山田君にキツく言っておくそうだよ。」
などの例をみれば、へりくだる説には無理がありますね。
誰が誰に対してへりくだっているのでしょうか。
3 【 ■例3:自分が相手に依頼した場合その2「あらかじめ、調べてくれる・くださる項目はこちらです」
この場合は明らかにおかしいですね。「もらう・いただく」を使って、「あらかじめ、調べてもらう・いただく項目はこちらです」ということはできても、文例のように「くれる・くださる」を用いて表現することはできず、誤用であることがわかります。】
全く意味不明。
「くださる」は、「くだす」。動作の完了を含意しているからです。
「調べてくださり、ありがとうございました」は言えるからですよ。
4 「(勝手を申しましたのに)お渡しいただきまして、ありがとうございました。お陰さまで助かりました」
この例文はおかしいです。「お渡し」は、失礼です。
「お貸し」か「お返し」か「お譲り」(売る、席などを空ける)でしょう。
趣旨不明な文が、最も失礼です。
よく使う!でも、実はおかしい!? NGな言葉遣い
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=5490792
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