1963年制作のチェコスロバキアのSF映画を修復したデジタル・リマスター版が劇場公開された。
2163年、宇宙船イカリエ-XB1は生命探査のため、アルファ・ケンタウリ系へと向かう途中で漂流中の朽ちた宇宙船を発見する。
船内には不可解な死を遂げた乗組員たちの遺体が転がっており、それはかつて地球から旅立った宇宙船だった。
この難破船に積まれた核兵器の爆発により調査に入ったクルー2人が犠牲になる。
その後も旅を続ける船の前に謎のダークスターが現れ、クルーたちは眠りに落ちてしまう。
やがてダークスターの先に光る惑星が現れ、船は惑星へと降下していく。
さて、本作はスタニスワフ・レム原作のSF小説「マゼラン星雲」を映画化。
近未来のユートピア的世界を独創的なスタイルで描き、そのオリジナリティ溢れる世界感はその後に、『2001年宇宙の旅』や『スタートレック』などに影響を与えたと言われる。
この先駆的な作品が冷戦時代で共産主義下のチェコ作品と言う事に驚かされる。
SF映画ファンならこの機会に劇場鑑賞しておこう。
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