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2018年05月30日02:27

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岡山探訪 第337回 南山城跡(その4)

「南山城」の最終回。
麓の現場事務所に「出土品展示室」が設けられている。(TOP左画像)
ここで貴重な出土品展示や現地写真パネル解説により遺構状態がよく分かるので紹介しよう。

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南山城縄張り図、南山明地遺跡配置図
西側(図中の左)が古墳群、東側(図中の右)が城跡。
城の周囲は複数の竪堀なのがよく分かる。

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弥生土器の壺

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4号古墳・埋葬品の鉾(ほこ)

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鉄滓(てっさい)

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銅銭(開元通宝)
唐代〜五代十国時代の貨幣で年代は初鋳(しょちゅう)621年

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4号墳の発掘写真

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南山城跡の上空写真
南側(真上)に貯水池が見える。

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同じく上空写真
左が小田川、右が高梁川。

ここで残念なお知らせがある。
この発掘調査は高梁川と小田川合流点の付け替え事業に伴うものです。
真備町の川辺地区は大雨の際にたびたび増水被害が発生しており、河川の合流箇所を根本的に改善しないと解決しないと言う。

・TOP右画像
小田川の河川を改修中。

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高梁川(南北)と小田川(東西)の位置を示してみよう。
「南山城」はまさにこの合流地点の下り側に存在している。
改修計画は、何と驚く事に・・この山すべてをごっそり削りとって南側の柳井原貯水池に小田川の水路を繋ぐ事になっている。(図中の赤線)
実は田畑の土地確保の為、元々の水路を埋め立てた経緯があり、現在の貯水池はその名残との事。
しかし、そうなると大変貴重な南山城跡の遺構がまったく消えてしまう事になる。
この説明を聞いた時、現地説明会に参加した見学者たち一同はびっくり。
人命が優先なので仕方ないとの理由です。

しかし、城郭ファンにとっては非常に残念だ。
ここは高さが70mクラスなので山城と言っても誰もが手軽に登城出来る。
遺構状態も曲輪や土塁、横矢、切岸、堀切、畝状竪堀群などがはっきり分かり、学校の歴史教材にうってつけです。
また、地理的に岡山や倉敷市街地から非常近い場所なのでアクセスがとても良い。
本当にどうにかならないのだろうか?

とにかく、見学出来るチャンスは今の内。
消失するまで多くの方に見学してほしいと思うs

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