元「SMAP」の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演するオムニバス映画。監督・脚本には、「愛のむきだし」「新宿スワン」の鬼才・園子温、舞台「トロワグロ」で岸田國士戯曲賞を受賞した山内ケンジ、お笑いのほか文筆業などマルチな才能を発揮する「爆笑問題」の太田光、CM界で活躍する気鋭の映像ディレクター・児玉裕一という4人を迎えた。監督:園子温×出演:稲垣吾郎のエピソード1「ピアニストを撃つな!」、監督:山内ケンジ×出演:香取慎吾のエピソード2「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」、監督:太田光×出演:草なぎ剛のエピソード3「光へ、航る」、そして「クソ野郎★ALL STARS」が出演し、すべてのエピソードの物語がつながる児玉裕一監督の「新しい詩(うた)」という4つのストーリーで構成される。(映画.comより)
mixiのマイミクさんの勧めで鑑賞。この映画、本当は内輪で作ったもので公開する予定はなかったんですってね。でも強い要望があったため2週間限定で公開したのだそうです。そんな珍しい作品が、おクソ田舎の和歌山で上映されていたのも驚きですが、ほぼ満員の観客が入っていたことも驚きでした。みんなよく知ってるんですね!
個人的には、お恥ずかしい話ですがスマップ解散後の「新しい地図」プロジェクト、知りませんでした。もっと言うと、香取君がこれだけの絵を描くことも知らなかった・・・。なんか、やっぱり芸能界で長く生き残ってきた人たちですから、非凡ですね。そんなことに感心したりして。
映画のお話はかなりエキセントリック。凡人な私には少々ついてゆけないほど。いきなり冒頭から、超ミニスカでグラマーな女性と、妙な仮面をつけた男・その取り巻きが走ります。走る、走る。まさに”疾走”。そこに稲垣吾郎ちゃんの独白が重なります。吾郎ちゃんはピアニスト。要は、一人の女性を巡って男たちが争っているわけですが、みんな、変なんです(笑)。仮面をつけているのは浅野忠信。目立ってエキセントリックな取り巻きが満島真之介。ところで、この短編の中でピアニストを演じる吾郎ちゃん、本当に自分でピアノを弾いてるのかな。
次は塀や街中に落書きしては捕まっているアーティスト、香取君のお話。女性警官にも「有名人なんだからさぁ、なんかおっきいキャンパスとか用意すればいいじゃない」とか言われてます。凡人な私もそう思います。でも、芸術家はそうじゃないんでしょうね。そんな彼が「歌を食べて生きている」少女に出会うお話。少女は目に見えない”歌”を食べるのに、目に見える”うんち”をするんです。それはそれはカラフルな。変なの〜〜(笑)。
次のお話は、なんらかの病気で幼い息子を失ってしまった夫婦(草��くんと尾野真千子)の「息子の腕を探しに行く旅路」の物語。「どっちが北だよ」「ミサイル飛んでくるほうでしょ」と、笑えないアホギャグをかましながらの、でも真剣な旅。
そして最後はみんなが一同にあつまる大団円。この4つのショートムービーの集まりです。これって、私が思うに、細かいところで有名人がたくさんカメオ出演しているんじゃないでしょうか。知っている人にはわかる、みたいな。主演3人の人脈を思わせるような。
すごいな、私、スマップのことはよく知らなかったから、今回の騒動(?)もよくわからなくて、映画ヲタクだからウォン・カーファイの「2046」の木村拓哉は見ましたよ、でもそれ以上のことは知らなくて、でも「なんとなくすごい」ことは肌で感じて・・・そんな感じでした。
この3人、実際に会ってみるとすごい人たちなんだろうな。そして、その世界を理解する観客がこれだけいて。みんなすごいな。”新しいことにチャレンジ”・・・凡人なりに見習わなくちゃね。
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