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2018年03月25日07:24

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呪文はなぜ効くか。

呪文について考えたことがあります。

1 声の内容に対する優越性。
何でも、法廷で裁判長が、「無罪」の判決文を書いて、間違って「死刑」といった場合、「死刑」が有効だそうです。
以前、その理由を聞いて、なるほど…と思ったことがあります。内容は忘れてしまいました。

2 意味が分からないということ。
お経などがそうです。
たとえば、『般若心経』の、「羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦」は、意味があります。「 迷いの世界から悟りの彼岸へ行く者よ、確固として行く者よ!幸あれ!」という意味らしいですが、
敢えて、玄奘三蔵は、漢訳しませんでした。
空海も『般若心経秘鍵』において、呪文であると述べています。

呪文を、仮に、神仏や悪魔など超自然的なものを動かす暗号だとしたら、
それら神仏などは、人間の理解を越えたものです。
したがって、人間が理解できる言葉では、呪文にならないということがいえます。
無知無力な人間と超自然的な神仏が向き合った「形」、すなわち、関係性を構築できないからです。

(私は老師から、「外に現れている形が内面や精神だ」と教わりました。鳥居があったら、神がそこにいると考える必要はなく、神がいようがいまいが、結界である。網タイツは履いた本人の意図とは無関係に、いやらしいものであるなど。)

また、呪文は、理解できないとしても、内容はあります。
あるどころか、普遍的な内容です。

だから、仮に神仏がいるとしたら、神仏が受け入れてくれる内容でしょうね。
(神仏がいないとしたら、そもそも、呪文を語るのはナンセンスです)

すなわち、「羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦」などの経文や、「オンアビラウンケン バザラトバンソハカ」などの、真言は、効くとみていいでしょう。


今日は何でこんなことを考えたかというと…


昨日、『相棒』をビデオでみました。
バイオテロから市民を救う大きな役割を陰で果たした、瀬戸内米蔵(元僧侶という設定の政治家。演 津川雅彦)が、ラストシーンで
「アイツ(小野田官房長)の墓参りに行きてえ」といい、ガラス越しに唱えたのが、「羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦…」でした。

刑事ものでもシナリオがしっかりしているものは、細部に気を使っているなあと感心したからです。

以下のURLは、ドラマのネタバレがありますので、ご注意。
http://www.inudenchi.com/entry/season9-18


ちちんぷいぷい、バルス……一度は唱えたことのある呪文
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=134&from=diary&id=5040415
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