「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」「ヴィジット」など人気ホラー作品を手がけるジェイソン・ブラムが製作し、アメリカのお笑いコンビ「キー&ピール」のジョーダン・ピールが初メガホンをとったホラー。アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の彼女ローズの実家へ招待される。過剰なまでの歓迎を受けたクリスは、ローズの実家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚えていた。その翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに出席したクリスは、参加者がなぜか白人ばかりで気が滅入っていた。そんな中、黒人の若者を発見したクリスは思わず彼にカメラを向ける。しかし、フラッシュがたかれたのと同時に若者は鼻から血を流し、態度を急変させて「出て行け!」とクリスに襲いかかってくる。(映画.comより)
予告からして不穏な感じでしたね。「なんだろう」と興味をそそる雰囲気で、それにうまく乗せられてしまいました(笑)。これは、何を書いてもネタバレにつながる恐れがあって、非常に難しいのですが、結論から言うと「わりと聞いたことのある(見たことのある)話かなぁ」ってことでした。決して駄作だと言っているのではありません。ただ、こういう展開は”予想外”と言いつつも長い映画鑑賞の経験から言うと”どこかで見たような”気がしたのです。
しかしながら、結論を知っててもう一度見ると、とても巧妙な伏線が張られているのだそうです。普通に見逃してしまうようなことが、「あぁそうだったのか」と深いところに気づくような。自分も解説を読んでみて「なるほど」と思いました。なので、二度見ると楽しめる映画なのかなぁ、とも思います。
これだけではわからないですよね、すみません。とにかく、黒人青年が白人の美人彼女とつきあっています。ある日、彼女の両親に挨拶に行くことになり、緊張しながらさりげなく問うと、彼女は「黒人であることは伝えてない」と言います。「伝えておいたほうがいいんじゃないのかな」と言うも、彼女は「うちの両親はリベラルだから心配ないわ」と、映画「招かれざる客」みたいなことを言います。そして当日、彼女の運転で実家へ向かうも、鹿が飛び出してきてフロントガラスに当たったり(案外田舎なのね)、後始末に来た警官に運転していない彼のほうが職務質問を受けて彼女が憤慨したり。不穏な幕開けです。
それでも、彼女の両親は本当にリベラルで気さくな感じ。彼も安心します。ここで、彼女の母に妙に太っちゃって目を疑うキャサリン・キーナー。軽くショックを受けながらも鑑賞継続(当たり前だ)。母は精神科医という設定です。明日はおじいちゃんの友人を招いてのパーティだとか。「え〜そんなこと、聞いてないわよ」と軽く憤慨する彼女を尻目に、両親は「あら、明日だったわよ」。
しかし、この裕福なおうちのハウスメイドや庭師が無表情な黒人さんなことに始まって、何とも言えない妙な雰囲気。その「奇妙な違和感」は、パーティが始まっても続きます。おじいさんの友人たちは、みな裕福そうなのですが、そのうちの一人のご婦人が不似合いなくらいの若い黒人ボーイフレンドを連れているのも、とっても変。連日の違和感を拭いきれない彼は、友人にこのボーイフレンド君の写真を撮って送ります。すると!
これ以上は書けません。ネタバレ必至。でも、驚きよりも伏線をしっかり見たい、どんでん返しはもういい、という方は、ある程度知ってから見たほうがいいかもしれません。ちなみに「ロッテントマト」の評価はとても高いのだそうです。DVDなら超おススメです。
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