■栃ノ心が初優勝、平幕では6年ぶり ジョージア出身
(朝日新聞デジタル - 01月27日 17:17)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4961605
大相撲一月場所十四日目、星の差二つをつけて一敗で賜杯レースの先頭を走っていた栃ノ心(西前頭三枚目)が松鳳山を寄り切りに退け、初めての優勝を決めました。
勝負審判交代後の最初の取組であるこの一番、立ち合い栃ノ心は松鳳山の猛烈な突っ張りを受けるも突きで応戦、しかし松鳳山に往なされて泳ぎ、一瞬手を付きそうになって体勢が崩れるも立て直して左差しから右押っつけ、相手の動きを封じて攻めきって寄り切り。13秒ちょうどの勝負を制し、十四日目にして初めての賜杯ゲットとなりました。
栃ノ心が旧ソ連のジョージア(グルジア)から春日野部屋に入門したのが平成18年、この年の三月場所で初土俵を踏み平成20年の五月場所に初土俵から13場所で新入幕、小結にまで昇進するも、平成25年の七月場所五日目の徳勝龍戦での右膝前十字靱帯及び右膝内側側副靱帯断裂の大怪我で休場、平成26年三月場所に西幕下55枚目(幕下は東西60枚まで)にまで番付を下げ、そこから7戦全勝で優勝、続く五月場所も西幕下6枚目で7戦全勝で連続優勝、帰り十両の七月場所を13勝2敗として優勝決定戦で逸ノ城を下して十両優勝、さらに西十両5枚目となった九月場所で15戦全勝での十両優勝を果たし十一月場所で再入幕、11勝4敗で4度目の敢闘賞を受賞。這い上がって関脇にまでなった、言わば「地獄を見た男」の堂々の幕内初優勝となった次第。取組後に力水をつける際の、今にも泣き出さんばかりの目が印象的でしたね。旭天鵬(現在の友綱親方)以来の平幕優勝にしてジョージア出身力士の初めての優勝、さらに春日野部屋所属の力士としては昭和47年一月場所の栃東(初代・後に先代の玉ノ井親方となる。今日のラジオ解説の玉ノ井親方(元大関(2代)栃東)の父)以来46年ぶりだそうですが、私としては「思いがけない伏兵が賜杯レースの主役になる」との場所前の予想が見事に的中した一月場所になったと感じました。
その他。優勝を逸した横綱鶴竜は大関高安に立ち合い体当たりから突き放されながら回り込んで左差しに持ち込むも、小手に振られて辛抱できずに呼び込んでの押し出しに屈して四連敗。長い休場の影響に悩まされたこの四日間と感じました。新入幕の竜電は下手投げで巨漢の魁聖を制して二桁に乗せ、明日発表される三賞に期待を持たせる一番となりました。
ログインしてコメントを確認・投稿する