■キタサンブラックが有馬記念優勝 獲得賞金、史上最多に
(朝日新聞デジタル - 12月24日 15:43)
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中央競馬の一年を締め括る有馬記念。今年が第62回となる今日のレース、キタサンブラックが一番人気に応えて終始先頭を譲らず逃げ切って、ベテランの武豊の手綱捌きも鮮やかに他の馬を寄せ付けず圧勝、ディープインパクトなどと並ぶ歴代最多タイの中央競馬G1通算7勝目を記録しての“有終の美”の引退レースとなりました。
それにしても、キタサンブラックは実にパワフルな馬だなと思いましたね。先行する馬だと息切れなどで終盤までに馬群に吸収されてしまうのが少なくない中、最後の直線で後続を突き放し悠然と逃げ切って先頭でゴール、2着と1馬身と1/2の差をつけての堂々たるレースでした。その2着と3着は写真判定に持ち込まれ、2着には8番人気のクイーンズリング、3着には3番人気のシュヴァルグラン。タイムも2分33秒6、見事でした。
3歳の頃にはあまり目立った存在とならず、東京優駿(日本ダービー)では直線での失速から14着に敗れたキタサンブラックでしたが、その年の菊花賞を制して以降4歳になって春の天皇賞、ジャパンカップ、5歳となった今年のシーズンでは春の天皇賞を連覇、さらに大阪杯、秋の天皇賞、そして3歳時からチャレンジし続けた有馬記念を3度目にして今日初めて制覇、G1通算7勝を記録しての競走馬引退となり、3着に終わった先のジャパンカップの雪辱を期したレースともなりました。
私は、東京競馬場のスクリーンビューでこの競走を見ましたが、馬主の北島三郎はレース後のお別れセレモニーで中山競馬場に残った約5万人とも言われる観衆の前ではっぴ姿で「まつり」を熱唱し、「自分の子が走った三年間、愛していただき、ありがとうございます。これ以上の幸せを感じたことはありません。今日も、見ていて3コーナーあたりから涙が出てきました」とコメントしたそうですが、大器晩成型と言えるようなキタサンブラックだからこそなのか、良い有馬記念を見させて貰ったと思いますね。
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