白鵬1敗守り25日Vも 2敗に北勝富士、隠岐の海
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大相撲十一月場所十三日目、横綱白鵬は前頭5枚目宝富士を叩き込みに退け一敗を守り、二敗で追走する前頭三枚目北勝富士は関脇嘉風(35=尾車)の引きに乗じてを寄り切りに仕留め、同じく二敗の前頭十二枚目隠岐の海も前頭六枚目の栃ノ心を土俵際逆転の下手投げで制してそれぞれ星一つ差をキープ、三敗の前頭九枚目遠藤が前頭筆頭玉鷲の押し出しに屈して四敗となったため、賜杯レースは一敗の白鵬と二敗の北勝富士、隠岐の海の三人に絞られる展開となりました。
今日の白鵬、立ち合いは左で張って右かち上げで宝富士を突き放し前に出たものの、かわされて前のめりになりながら土俵際に踏みとどまり、向き直って左四つになるも宝富士に出し投げ気味に上手を振られて体勢が泳ぐも、またも凌いで踏みとどまって最後は右に開いての叩き込みで勝負あり。8秒1の時間でしたが再三のピンチを強靭な足腰と卓越した相撲勘で切り抜けた一番でした。九日目に稀勢の里を下手投げで下した宝富士はあと一歩で今場所二つ目の金星を逸しましたが、二度崩れかけて踏みとどまる粘りの土俵で、これもまた白鵬の“横綱相撲”と思わせる一番となりましたね。
二敗の八角部屋勢の一人である北勝富士は、立ち合い嘉風を右差しから左で抱えて優勢とし、相手の肩透かしに乗じて寄り切り、隠岐の海は右差しからの立ち合いも栃ノ心に左上手を許す展開となりながら、左を捩じ込み両差しから土俵際逆転の右下手投げでそれぞれ二敗をキープ。内容の良さに加えて強さも感じさせる相撲を見せました。
その他。大関高安が昨日の一番で右内転筋損傷の診断で三週間の治療を要するとの診断により今日から休場、大関豪栄道は不戦勝で勝ち越し。そのため、明日の白鵬の対戦相手には遠藤が抜擢されました。また、39歳の帰り入幕前頭十三枚目安美錦は前頭十枚目勢の押し出しに屈して六敗目、またも勝ち越しがお預けとなりました。
さて、今日十三日目は各段の優勝力士が決まりますが、十両が新十両の隆の勝を突き落としに退け一敗を守った西七枚目の蒼国来(33歳(!)・荒汐部屋、平成15年9月初土俵)、幕下が西十枚目の栃飛龍(30歳・春日野部屋、 平成18年3月初土俵)、序二段が先場所の序ノ口優勝に続いて埼玉大学を中退して入門の西十五枚目庄司(23歳・武蔵川部屋、 平成29年7月初土俵)、序ノ口が地元北九州市八幡西区出身の東十八枚目琴誠剛(23歳・佐渡ヶ嶽部屋、 平成25年1月初土俵)がそれぞれ優勝(蒼国来以外は7勝0敗)と、怪我で番付を下げた力士の健闘が目立つ印象がありますね。なお、三段目は東五十三枚目の友風(尾車部屋)と西七十九枚目の露草(大嶽部屋)が7勝0敗で並び、千秋楽の優勝決定戦に臨みます。
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