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2017年09月28日09:54

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棲み分けられた街、東京。

同級生からメールをもらいました。
用件は、お嬢さんが卒論で、地方出身者の意識調査をやりたい。協力してくれ。ということでした。
二つ返事で協力しました。

就職については、就職先のイメージが湧かなかった、地銀や公務員、地方紙などしか思いつかなかった。大学院に進んだが、新潟大学の専任講師になるなど、考えもしなかった、などを書きました。
故郷については、人間関係が息が詰まりそうだったなど。

そのお嬢さんのアンケートには、十分には書けませんでしたが、
東京の魅力で何といっても大きいものは、棲み分けです。

飲み会一つとっても、
高い/安い うまい/まずい 上品/庶民的 女性がいる/いない というさまざまな因子があります。
ある飲み友達は、「摘みが非常にうまい、恐らく東京最高のところ。女の人が酌するところは嫌だ。激安であるが同時に雰囲気がとてもいいところがいい」という、贅沢な希望を持っているのですが、
煮込みは東京指折り、店主の婆さんが不機嫌そうにホッピーの栓を抜いて「アイヨ」とカウンターに置くだけ。物静かな常連客は他の客に無関心であり、猥談も喧嘩もしないという、千ベロ(千円でべろべろになる飲み屋)が、ちゃんとあるわけです。それも複数あります。

渋谷に若者しかいない…というのは、東京の魅力です。
東京出身の後輩が、「渋谷に行ったことがない」と言っていました。彼は読書ばかりしているタイプ。聞いたときはビックリしましたが、今はよくわかります。縁がなかったのでしょう。

あるいは、
友人の底辺高校の生活指導主任は、
「ウチの生徒は出来が悪く不活発だから、渋谷でパー券を売って、薬でどうのこうのとか、出会い系サイトでオヤジを釣って美人局をやるだとかがない。複雑な非行ができないからだ」
と言っていました。

若者にしても、外向的な若者の街なのでしょう。
サンシャイン周辺の若者とセンター街では、見た目は似ていても気質が違うように思います。

また、自分のフィールドというか、ニッチは、微妙にずれたものが複数あると思います。。
私は渋谷とは縁がありません。
しかし、
あるときは、麹町でランチをして、国会図書館に行く。
また、友達と千ベロに行く。
別の時は、国文学研究資料館に行き、帰りに、吉祥寺を散歩するか、シモキタでお茶する。
などの、違うニッチを渡り歩くということが出来ます。
普段はまじめだが、歌舞伎町のキャバクラに通っているなどという人の、わかりやすい二面性とは違った、もっと複雑なものだと思います。

誰もが、変幻するニッチを持つ。
これが、東京の魅力でしょうね。

渋谷の街を45分散歩するだけの動画が海外で話題になってます 「ゴミが全然ない」「キレイですっきりした街だね」など日本人はない視点ばかり
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=114&from=diary&id=4787014
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