知人の女流篆刻家、書家の北室南苑さんの渾身の著作「陽明丸と800人の子供たち」という感動の物語を読み終え、深い感慨にとらわれています。ロシア革命のさなか、内戦を避けてペテルブルグからウラル地方に疎開していた子供たちをアメリカ赤十字社と日本の船会社が協力して、ウラジオストクからアメリカを回ってロシアに運んだという実話をもとに調査を続け、船長など関係者の係累を探し当てたというノンフィクションです。
つぎに加藤登紀子さんご一家の物語「ハルビン、新宿物語」石村博子著の再読を始めています。お父さんがロシア語の達人で、お母様は賢婦人の一家が満州から引き揚げたのち新宿でロシア料理店スンガリーを開設し、いまも京都のキエフも経営中の興味津々のご一家の物語です。石村さんも私の知人ですが、見るからに聡明そうなノンフィクション作家です。
ワシリーこと岩佐毅
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