「清水寺」の次は「二条城」へ・・
「二条城」は皆さんもご存知の通り、足利、織田、豊臣期を経て、江戸時代に造営された徳川氏の城であり、徳川慶喜(よしのぶ)の大政奉還が行われ、江戸幕府の始まりと終焉の場所として知られる。
また、近世では京都府の府庁や皇室の離宮として使用されている。
ちなみに、城内全体が国の史跡に指定され、二の丸御殿(6棟)が国宝に、22棟の建造物と二の丸御殿の障壁画計1016面が重要文化財に、二の丸御殿庭園が特別名勝に指定。
さらに世界遺産「古都京都の文化財」として登録されている。
京都と言えば神社や寺院がとかく脚光を浴びるが、ここも我が国有数の重要文化財と言える。
↑(TOP左、中画像)
「東大手門」
さて、東大手門修復完成記念として7月31まで「東大手門」と「東南隅櫓」の内部公開が実施されている。
偶然ではあるが、貴重なタイミングでした。
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「東大手門櫓」内部
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格子窓の芯木は防御のために鉄板を貼っている。
その下には「石落し」も見られる。
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野地板の墨書
屋根下地に使われる野地板に日付、寸法、厚さが記入されており、これは部材の納入日の指示書きと言われている。
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東大手門櫓の鯱瓦(しゃちかわら)
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「長押(なげし)金物」の展示
飾金物の一種で「釘隠し」と呼ばれ、鍍金(ときん)が使われている。
桐、鳳凰、雲形、果樹、七宝繁、紗綾形、市松等、多彩なデザインはそれぞれ広間によって異なり、バラエティーら富んでいる。
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「番所」
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「東南隅櫓」
二条城には,外堀と内堀に計9棟の櫓があったが、1788年の大火で多くが焼失し、現存するのは「東南隅櫓」と「西南隅櫓」の2棟だけと言う。
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櫓内部
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「東南隅櫓」は武器庫だった事から長押(なげし)箇所に火縄銃の縄を張り巡らした釘が確認出来る。
↑(TOP右画像)
「唐門」
ここから「二の丸御殿」正面の正門で唐破風の四脚門。
華麗な軒下の彫刻や飾金物にしばらく見とれてしまう。
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「遠侍」(とおざむらい)
「式台」や「大広間」「黒書院」「白書院」と続く「二の丸御殿」最初の建物。
ここは諸大名の控えの間となる。
ちなみに江戸城や大阪城の御殿はすでに失われており、江戸初期の遺構が現存する「二の丸御殿」の学術的価値は極めて高いと言う。
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「二の丸御殿」廊下の構造図
床板を踏むと「目かすがい」と「釘」が上下に揺れて『キュルキュル』と音がするのが面白い。
さて、残念ながら「二の丸御殿」内部は撮影禁止なので画像公開はここまで。
各広間の格天井(ごうてんじょう)の天井画や床の間、襖(ふすま)等、それぞれに施された狩野派の障壁画の美術は実にすばらしい。
その魅力を手元に見たいがため、現地解説本を購入した。
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『世界遺産/元離宮二条城』
発行日:2003年9月14日初版/2016年8月1日第5刷
発行所:京都新聞出版センター
B5判/全64頁
価格:762円(税別)
次は「金閣寺」へ・・
つづく
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