「ミニオンズ」「ペット」などのヒット作を手がけるイルミネーション・スタジオによる長編アニメーション。マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、タロン・エガートン、トリー・ケリーら豪華キャストが声優として出演し、レディー・ガガ、ビートルズ、フランク・シナトラなど誰もが知る新旧ヒット曲を劇中で披露する。人間世界とよく似た、動物だけが暮らす世界。コアラのバスターが劇場支配人を務める劇場は、かつての栄光は過去のものとなり、取り壊し寸前の状況にあった。バスターは劇場の再起を賭け、世界最高の歌のオーディションの開催を企画する。極度のアガリ症のゾウ、ギャングの世界から足を洗い歌手を夢見るゴリラ、我が道を貫くパンクロックなハリネズミなどなど、個性的なメンバーが人生を変えるチャンスをつかむため、5つの候補枠をめぐってオーディションに参加する。監督は「銀河ヒッチハイク・ガイド」のガース・ジェニングス。(映画.comより)
田舎では吹き替え上映がメインなのですが、娘の「吹き替えはヒドいらしい」という情報により、字幕版を選んで鑑賞。いや、本当によくできた映画でした。何が驚いたって、俳優さんたちの多才さ。みな、プロの声優や歌手ではないのに、うまくアニメに乗せてるだけではなく、歌のうまいことったらありません。やっぱり、成功するひとって、凡人ではないのですね。
倒産寸前の劇場のオーナー、バスターはなんとか劇場を建て直したい。自分の夢を実現するため、身を粉にして働いてくれた父親に報いるためにも。しかし、ここでもお金の現実はシビアです。口八丁手八丁でなんとか工面してきたバスターも、いよいよ瀬戸際。銀行からも逃げ回っています。そこで、お金もないのに「賞金」つきでオーディションを行うことを発案。秘書のミスも重なって、賞金額が大幅に増えてしまいましたが、もうやるしかない!さも賞金を用意できたかのように振る舞いながら、オーディションを行います。そして、そこに応募してきた面々も、わけありな人たち。みんな、生きてゆけないほどの大きな不満はないのかもしれませんが、くすぶっている人ばかり。才能があるからといって、それを生かして食べてゆける人なんて、ほとんどいない現実を映し出します。
そして、ペアで応募したやまあらしのように、女性だけ合格すると壊れてしまう男女の関係。リアルすぎてつらかったです。こんなところは、アメリカでも日本でも一緒なんですねぇ。
お金のないところ、無理して開催しようとするから、いろんなハプニングが起こります。いよいよどうしようもない、もう無理かと思っても、彼ら、特にバスターは退くところすらありません。提灯つって、掘っ立て小屋を作ってでもやるしかなかったのです。ほとんどやけくそ。でも、みんなの前で歌えるだけでもいい、ここはボランティアで歌を聴かせるのだ・・・そんなつもりでやったコンサートが大喝采。みんな、本当に心からの歌唱だったのですね。
チビのねずみの声はセス・マクファーレン。耳を疑うほどの美声で「マイウエイ」を聞かせてくれました。なんでこんなに歌えるんだ!フランク・シナトラも真っ青じゃないか!リース・ウィザースプーンも、スカレート・ヨハンソンも、タロン・エガートンもその多才さを見せつけてくれます。すごいですねぇ。本当に感動します。
日本からは、きゃりー・ぱみゅぱみゅの歌が参戦しています。5人組のアイドルは、日本語で歌ってくれます。
素直に感動します。アメリカの歌謡曲をしっかり知っていれば、もっと楽しめたかも、とも思いますが。オススメです。
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