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2016年12月25日03:02

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日本人はなぜ、アメリカを憎まないのか。

日本という国が世界で唯一の「戦争被爆国」であり、原爆を投下したのがアメリカであることは衆知の事実。でも、日本人が「ああゆるすまじ」と歌ったのは、憎んだのは、決してアメリカではない。「原爆」のほうである。それは、日本人なら忘れてはならないこと。

本当に核兵器を廃絶したいのなら、すべての国が、同じ意思をもって、核兵器を廃棄する勇気をもたなければならない。保有国だから、常任理事国だから、というような身勝手を許してはいけない。
法的に使用を禁止したら、それだけで核兵器がなくなるか?と考えてみたらいい。
身近なところで例をあげよう。「交通ルールを作ったら、交通事故はなくなるか?」
答えは、否。
それで核兵器を廃絶できるなんて幻想でしかない。
だからこそ「法的に核兵器の使用を禁じよう」という決議案に日本は反対した。その選択は正しい。

日本のすぐ隣には国際ルールに従わない国がいくつもある。
・俺様は核爆弾を作ったぞ、保有国と認めろ
・国際司法裁判所が違法だと断じても、埋立した島を領土だと言い張る国
・国内法で認めただけで、安保理決議なしに、他国へ空爆しに行く国
欧米が「疑惑」を向けている国もあるが、それらの国はたいてい「ルールには従う」と公言している。
その状態で「法的に禁止」したら日本は安全になり、安心できるだろうか?
この答えも、否。

ごく短期的な「作戦」として、「核兵器の使用を禁じる国際法」に賛成したほうがよいのだろうか。
長期的な「戦略」をもって「すべての国が核兵器を廃棄する」ところへ持っていく努力を捨てるべきだろうか。
そう考えれば、日本が核兵器を持つ、なんて議論はまったくの筋違いということになる。単純に「核兵器反対」で解決する問題でもない。
アメリカの「核の傘」に入っているのは情けないが、現状、どうしようもない。

本当に「核兵器をなくす」努力とは何か、考えて、実行し、実現しなければならない。
とても長く、つらく、むずかしい道だ。が、はじめなければ絶対に到達できない。一歩踏み出した日本政府が、そういう考えをもっているなら、私は支持する。

■核廃絶、問われる本気度=禁止条約交渉に参加検討―政府
(時事通信社 - 12月24日 17:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4357332
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