昨日の日記の詳細版。
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756〜1791)の作品は100曲しか頻繁には
演奏されていない、とプレトークで菅野ボッセ美智子さんが話された。よく考えると100曲も演奏
されたら作曲家としては成功したと言えると思う。しかしながらモーツァルトは生涯600曲を作曲した
と言われている。
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756〜1791)作曲
セレナーデ13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
この曲との出会いは弟のピアノの発表会。弦楽だけで演奏される。実は本曲が目当てで演奏会
へ赴いた。演奏自体は完璧であった。ト長調はG音を開放弦に持つヴァイオリンにとっては
高相性であって全体的には明るい曲。しかし第2楽章、ここはハ長調に転ずる緩徐楽章であるが、
途中にハ短調が現れる。実は、モーツァルトは600曲中、短調の曲を30曲しか書かなかった
のであるが、書く能力がなかった訳ではなく書かなかったのだ、と私は考えている。
アイネ・クライネ・ナハトムジークは親しい人を立て続けに3人失った時期の作品である。
その中には父が含まれる。突き抜けた明るさである。1787年、つまり自身も4年後に世を去る
晩年の作品である。
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