残念なことに日本が受け入れているのは「金を落としていく観光客」だけ。それすらも毛嫌いしている人も少なくない。そんな状態で、難民受け入れをしても、日本に来た人たちはけっして幸せにななれない。
以下、私の私見である。
なによりも、難民に対する理解はまったくといって、ない。
イスラームについての知識は皆無。コーランに触れたこともないひとがほとんど。イスラーム教徒はテロリストと同義だと思い込んでいる人までいる。(そういう人はどういうわけか他の宗教も知ろうとしないし、中東の国にユダヤ教徒やキリスト教徒も多く住んでいることもご存知ない)
難民はけっして貧乏な食い詰め者でもない。戦争で住むところを追われてはいるが、自分で仕事をし、金をかせぎ、財を蓄えたひとも多い。かつての日本の疎開者も同じだ。
金持ちな中東の国が受け入れるか、というと残念ながら、イランやヨルダンが多少受け入れはしているが、経済制裁を受けていたり、石油の出ない農業国だったりで限界がある。さらに言葉も違う。アラビア語は公用語ではあるが、古語のようなものであり、現在はクルド語、ペルシャ語などにわかれ、さらに方言も多い。互いに通じるのは挨拶ぐらい・・・ということもあるようだ。
最大の産油国のひとつであるサウジアラビアは・・・ワッハーブ朝の国で外国人はイスラーム教徒の巡礼ぐらいしか受け入れていない。
イランやイラクから日本に多くの人が出稼ぎに来た時期があったのをご存知だろうか。イラン・イラク戦争のころ、日本ではバブル景気で浮かれまくっていた時期でもある。
当時、出稼ぎに来ていたひとたちは清掃業や自動車解体などの仕事をやっていた。都会で浮かれていたら気づけない、社会を支える仕事をやっていたのだ。それでも収入を得られて、国に残してきた家族を養っていたのだ。
中東の人たちは自分に与えられた運命を受け入れ、自分にできることをして、生きていける強さを持っている。そして、当時日本に来ていた人たちは、日本に感謝してくれている例もある。
日本にはかつて、中国大陸や台湾、ないよりも朝鮮から多くの人が流入している。どこかの国では強制連行だ!と騒いでいるが、当時の大日本帝国は密入国を禁止し、取り締まっていたのに他懊悩力が足りない・・・という状態だった。戦争終結後、お帰りいただく努力もちゃんとしていたのだが、大韓帝国は帰還民の受け入れを拒んでいた。(実はこれ、日本政府も引き上げ不可能な日本人に対して現地にとどまるよう指示を出している。そんな時代だった)
日本が難民を受け入れるためには、まず日本人の閉鎖的な根性をなんとかすること、困っているひとを助けることのできる強さをもつことが必要だろう。
そうしなければ、難民として日本に来たひとは幸せになれない。それでは日本が「不満分子」を抱え込むことになってしまう。過去の経験を思い出して、それだけは絶対に避ける必要がある。
■難民受け入れ拡大、日本政府に要請 国連難民高等弁務官
(朝日新聞デジタル - 11月29日 20:29)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4317776
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