まず、
言論の自由がある。
「バカども」だけ訂正すればいい。
発言趣旨を変えないということが大切です。
しかし、実際にバカだと寂聴さんは思っています。寂聴さんのことだから、ちっとやそっとのバッシングでは自説を変えないでしょう。どう表現すればいいのでしょうか。
前にも日記に書きましたが、
被害者は、この問題の当事者とは言えません。
殺人事件が起きて、
その犯人を殺してやりたいという心情と、
日本の国の法律として、死刑を存続させるかどうかという問題は、別の問題です。
…ところで、
瀬戸内寂聴は、天台宗です。
師が今東光ですから、天台宗山門派の僧侶です。しかも、観音信仰でしょう。
天台宗は、法華一乗の立場を取り、
三一権実諍論(さんいちごんじつ の そうろん)という、最澄の論戦が代表格ですが、全ての衆生は成仏できるという立場になっています。
どんな悪人でもです。
天台宗が、浄土宗や禅宗や日蓮宗の開祖の出身母体になったのは、有名ですが、
ちょっと別の角度から見ると
全ての衆生は成仏できる
という考え方は、まさに、日本教であることに気づかざるを得ません。
これが、日本人の伝統的な考え方であると。
そんなに突き詰めて考えていませんが(実は今度の学会発表のテーマですが)
あれだけ法華経が受けるのは、
(それを私個人は批判的に考えています.。バチが当たったのか、新論文を書き始めてから散々な目に逢いました(笑)
五時教判がどうの…というよりも、
日本人の体質そのものだからでしょうね。
寂聴さんは、それを信じているというか、その本道を歩んでいます。
煩悩にまみれて、夫の教え子と駆け落ちしたり、男も赤面するポルノを書いたような人だからこそ、その言説は説得力があります。品行方正な僧侶が語るのは、まるで東大の先生が、ゆとり教育を云々するようなもの。説得力がありません。
もちろん、寂聴さんの言説に対する賛否はまた別の問題として。
寂聴さんは、宗教家として、
そういう法華一乗の思想を表明したとも考えられます。
会員ではない(寂聴さんは当然、弁護士ではない) 宗教家の言説を日弁連が謝罪するのは、おかしいを通り越して、異様です。
■日弁連が謝罪…瀬戸内さん「殺したがるばかども」発言で 「被害者への配慮なかった」
(産経新聞 - 10月07日 17:43)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4230719
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