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2016年08月17日23:42

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クラシック音楽館

(8月14日)
今回放送のクラシック音楽館はウラディーミル・アシュケナジーさんの指揮でN響定期。
アシュケナジーさんはかつてN響音楽監督を務め現在も桂冠指揮者であり、ゆかりが深い。
私はアシュケナジーさんのCDを何枚か持っている。今回はリヒャルト・シュトラウスであり、
以前N響とのアルプス交響曲を聴いた事があるから、楽しみにしていた。
最初は交響詩ドンファンOp.20。印象的な始まりで、これを聴いた記憶がある。
時代で言うと1864年生まれの作曲家であり、近代の作曲家であるから、
私は取っつきにくい印象があるが、掴みは良いかと思った。

そう言えばリヒャルト・シュトラウスの曲をコンサートで聴いた事があったなと思って調べたら
諏訪内晶子さんのコンサートで聴いていた。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1935899816&owner_id=232213
その時のヴァイオリン・ソナタがOp.18であるのは驚きの偶然。

2曲目はレ・ヴァンフランセのフランソワ・ルルーさんを迎えてオーボエ協奏曲ニ長調。
レ・ヴァンフランセと言えばエリック・ル・サージュさんのピアノ四重奏を聴いた事がある。
オーボエ協奏曲と言えば最近はモーツァルトのものを聴いている。それはハ長調なので、
それとは違う響き。実質的に3楽章を通しで演奏する。ニ長調は主音をレの音とする調なので、
レの音を開放弦に持つヴァイオリンを始め弦楽器が、よく響く。3楽章の木管楽器との掛け合い
を番組でフランソワ・ルルーさんが触れていたけれども、オケにはオーボエが入らず、代わりに
イングリッシュ・ホルンが入る。

フランソワ・ルルーさんがリードを舐めていたのでアンコールはあるのだろうとは思っていた
けれども、オーボエの無伴奏独奏曲は、あったかしら、と思っていたらグランドピアノが出てきた。
座ったのはウラディーミル・アシュケナジーさん。
曲はグルック作曲テオ・ブレス編曲「精霊の踊り」明るい演奏の後に、しみじみさせる曲であった。
アンコールとは言え、アシュケナジーさんのピアノを聴けるとは思っていなかった。
そもそもアシュケナジーさんはチャイコフスキー・コンクールの優勝者であり、私のCDの内の
1枚はモーツァルトのピアノ協奏曲21番26番。だから率直に嬉しかった。

もう1曲はヨハネス・ブラームス(1833〜1897)の交響曲第3番ヘ長調Op.90。
映画などで使われた第3楽章の、この部分が著名であろう。

これはホルンによる再現部であるが明らかにハ短調である。
ヘ長調の曲が何故ハ短調に転ずるのか疑問であったけれども、第2楽章がハ長調と分かり
納得した。ここはクラリネットのソロがあるから、1番の第3楽章と似ていると思った。
最近、ブラームスのF.A.Eソナタを聴く機会があったけれども、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952689186&owner_id=232213
この曲はF−A♭ーFがモットー。であるから第4楽章はヘ短調で始まる。前楽章が♭3つ、
この楽章が4つと、つながりを持たせている。それが最終的にヘ長調に解決される。
問題は解決されたのであろうか。「最後は静かに終わる」事をアシュケナジーさんは
強調されていた。
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