この土日、特に何の予定もなかったのですが、
3月5日が亡父の命日だった事もあって出掛ける事が多くなりました。
土曜日は夕方ビールを飲んで宵寝をしてしまい、
日曜日はビールを飲んだ訳ではないのに昼寝をしてしまいました。
生活は不規則でしたが、疲れは取れた感じです。
昨日は雨が降るとの予報でしたが、宇都宮は降りませんでした。
今日は昼頃から雨が降り出しました。
しかし冷たい雨ではなく暖かな春の雨です。
お昼を食べに行く時、
「春雨じゃ 濡れてまいろう。」との月形半平太の台詞が頭を過ぎりました。
もちろん「月様 雨が。」と言ってくれる祇園の舞妓さんはいませんから、
傘を差して出掛けましたが。
この台詞も知っている人は、一定の年代から上の人になってしまったでしょうね。
1917年(大正6年)、澤田正二郎らによって創設された大衆演劇「新国劇」の
2枚看板演劇だった「月形半平太」の中の名台詞です。
もう1つの看板演劇は「国定忠治」で、
こちらも「赤城の山も今宵限り」の名台詞で知られています。
この両方の作品の脚本を書いたのが、新国劇の座付き作家だった行友李風です。
この2作品は、70年にわたり新国劇を支えました。
国定忠治は実在の人物ですが、月形半平太は架空の人物です。
福岡藩士で薩長同盟の起草文を考案したと伝えられる月形洗蔵の苗字と
土佐勤王党の党首だった土佐藩士の武市半平太の名を合体させています。
月形洗蔵も武市半平太も、幕末の動乱の際の各藩の混乱の中で投獄され、
共に刑死しています。
作者の行友には、
明治維新を見る事なく早世した彼等への哀惜の念があったのかも知れません。
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